ずっと狭いケージで飼われてた猫だからか、ショートソマリの特性なのか、あまりスキンシップが得意じゃない。
ソフィアが大好きな息子以外は、いやいや付き合っている感じなのは猫同士でもそうだ。
一方、先住2号のクレアは、ベタベタ星人だ。
相手が猫でも人間でもベタベタする割に、長毛種なのですぐ暑くなるみたいで、サーキュレーターの前と行ったり来たりしている。
新入りのチビ猫はものすごく人懐こいだけではなく、猫にもフレンドリー。
結局、ソフィアが逃げ回って、他の2匹があまり来られない場所に陣取る。
しかし、他の2匹はお姉さん猫のソフィアが大好きだ。
何かというと絡みに行くし、ソフィアが見えないとキュルキュル鳴いたりすることもある。
ところが先日、そのソフィアが少し具合が悪くなった。
前の日に異常なくらいの食欲を見せて制限しながらおやつを与えていたんだが、翌日になって妙に大人しく餌もあまり食べない。
夜になって、あまり近寄ってこない筆者のところに何度も現れる。
ソフィアは筆者とシャーシャーしながら猫パンチを革手袋にしまくるのが大好きなのだ。
運動量も多く感情も激しい猫だけに、情けない顔で筆者のところに来る=問題ありということだったのだ。
この状況はご飯やおやつじゃなければ、具合が悪いのか?と思いつつおやつをあげると、普段はバキュームなのにろくに食べられない。
ぬ?
トイレをチェックしても、軟便だ。
どうも、何か異物を食ったらしい。
幸い、ソフィアはお風呂が苦手で、お風呂に行ってシャワーを浴びると脱糞グセがある。
息子に風呂に連れて行って洗ってもらい、いい感じに出し切ってもらった。
その上で、こまめに水分量の多いちゅ〜るを多めに与えて、ゲロってもらった。
2回ほどそれを繰り返して、夜半には快食に戻り筆者にもシャーシャーいうようになって、ひと安心だ。
そして、面白い行動を見せたのは残りの2匹。
普段はソフィアに絡んで遊んでもらうのに、2匹で必死に猫相撲して遊んでいる。
具合の悪かった夜も、よりそって一緒にいたりして気を使う。
調子の悪いのを察して、色々気を使っているようだった。
なにか言葉をかわしているわけじゃないのに、確実に通じ合う。
同じことは、猫と犬でもそうだし、他の動物でもそうだ。
言語ではないコミュニケーション手法がなんなのか、極めて興味深い。
通じ合う・分かり合う、猫がしていることが言葉や配慮ではなく、コミュニケーションとして人間も出来たら面白いのに〜と思う。
人間が失った能力なのか、元々、持ってない能力なのかも知りたいよね。
その後、ひと安心は筆者だけではなく、クレアもだった。

全員、晩御飯をしっかり食べて、おぉ大丈夫だ〜状態のあと、いつもに増してノビノビになって寝る。
しかし、筆者の楽しい悩みは尽きず、里親募集で気に入った猫を毎日眺めて毎日応募の画面だけ開くんだが、また閉じる。
そうこうしている内に、里親募集で安価なペットフードを与えない方、みたいな記載があり、その基準がどこなのか解らず、ペットフードを調べまくったりしている。
うちは基本が魚と鶏系のウエット主体のローテで、ドライ+水はおやつ代わりという構成だ。
先日はソフィアの不調で、息子と二人がかりでアビシニアンが持つネコ科の過敏症候群を調べまくったりしていた。
飲み歩きもしないしゴルフとかの趣味もない引きこもり系の筆者の日常なのだった。
食も排泄も、最も問題がないのが新入りのチビ猫というのも興味深い。
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