原因不明の鼻炎で2年以上の闘病。
仲良しでメラノーマ闘病中のカリンの具合が悪くなるにつれ、食べなくなり、シリンジでの強制給餌、呼吸するのも辛くなり、酸素部屋生活が続いておりましたが、頑張り抜いた末、私の腕の中で痙攣を繰り返しながら、先に旅立った【トラ、キラ、アスカ、リキ】の名前を呼び【迎えに来てやって‼️】と私が叫んだ後、ココは大きな息を吐き、虹の橋に渡りました。
多分、皆が妹ココを迎えに来てくれたんだと思います。
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5月20日、午後7時頃。
昨年9月末、口膣内に小さな腫瘍を見つけ、メラノーマと診断されたカリン。年を越せないと言われながら、4回の手術。
年を越すことが出来、新たな目標の桜道も散歩できました。
手術が不可能となり、腫瘍からの出血。
時には殺人事件が起きたような血だらけのケージ。
出血による貧血。
散歩が好きだったカリンなのに、1歩も歩けなくなり、顔をあげるのも辛くなり…
壮絶な闘病でしたが、ココのチクチクが出来た次の日、5月20日、私の腕の中で眠るように、まるで子犬のような寝顔で旅立ちました。
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ココとカリンは、本当に仲良しなのか仲が悪いのか…
カリンは何時もココに叱られていました。
でも、カリンが動けないとき、息が荒くなってケージで横になっているとき、ココは酸素部屋から、ふらふらと、カリンのケージの前まで行き座り、ジーっとカリンを見つめていました。
そして、ココが動けなくなってしまったら、今度はカリンが酸素ケージの前まで行き、ココを見つめる。
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元気なときは、ワンワン‼️ニャーシャー‼️と喧嘩していたのに、、、。最期はお互いを心配しあって…
この子達の、大きな絆を見せてもらった気がします。
ココは、カリンの前では、最初から最期までお姉ちゃんでした。
カリンは、最初から最期までココの妹でした。
カリンとココのチクチク【虹の橋の扉】が出来、カリンのケージがあった場所に2匹を鎮座させたら、目が生き生きとして、また、一緒になれたことを喜んでいるように見えます。
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黒柴ファミリーでいたアスカ、リキ、カリンでしたが、3匹とも猫に優しくて、引っ掛かれても怒らない。
常に猫達を見守れる子達でした。
アスカ、リキが旅立った後は、カリンが保護した子猫達の側で寝起きし、見守って…
カリンの側には、何時も猫達が身を寄せていました。
今、以前作った写真のチクチクのように、親子笑顔で再会してるでしょうか…。
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本当に、ココもカリンも、よく頑張りました。
私の自慢の良い子達です。
覚悟はしていたものの、部屋の模様替えをしても、現実を受け止めきれない私がいます。
ココとカリンが旅立ってから、長老のカイくん19歳が、まるで子猫のように側に寄り添ってくれています。
遺されたカイくん、クゥ、アサ、スズ。
カリン、ココと長く暮らした子達が私の側から離れなくなりました。
多分、『母ちゃん泣かないで。僕達がいるよ』って言ってくれてるみたいです。
そして、また、
クゥ17歳、乳腺腫瘍が見付かりました。
まだまだ小さな腫瘍ですが、年齢、術後等を考えて、予後がすこぶる悪いと言われる手術は、現実的ではないとの診断で、成す術もなく、様子を見ています。
腫瘍の成長は、年齢と伴い遅いです。
正直、寿命が先か、病魔が先かの問題になってくると思います。
ただ、痛くないように、穏やかな日々を送れるようにサポートしていきたいと思ってます。
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