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一昨日、動物病院でも子猫の里親募集をお願いしていたので、里親希望者から連絡がありました。
動物病院で待ち合わせして、面談。
一目で、愛情たっぷりに可愛い顔だと言われ、子猫のりんごを気に入られました。
しかし、奥さまのご年齢が62歳、旦那様の年齢はお伺いしてはいませんが、肺疾患なのか、酸素を入れながら、面談でした。
どなたか後見人として、里親希望者様が何かあった時に、猫を飼育して下さる方は、いるのかたずねました。
「なし」とのご回答でした。
成猫の保護猫を最近看取ったとのこと。
エイズと白血病とがんを患った子だと。
なので、子猫を大事にするから、飼わせて欲しいと言われました。
里親希望者様に、病気の保護猫を看取ることは、素晴らしいことだとお伝えしました。
しかし、私の仕事は高齢者に関わる仕事で、入院や施設へ行き、自宅で飼い続けることができず、後々家族が遺棄したり、放置することが多いので、今回お任せすることは、出来ないことをお伝えしました。
また私自信も、人の寿命はわからず、急逝の可能性もあるので、遺産は、今いる飼い猫たちを引き取ってもらえる施設に依頼することを家族に伝えていることを説明しました。
里親希望者に後見人がおられたら、すぐに子猫をお渡しすることをお伝えました。
里親希望者様は、泣かれておられ、残念だと言われ、すぐに立ち去れました。
私もこの方なら子猫を幸せにしてもらえると確信できたので、悲しかったです。
考えさせられる経験です。
里親ではなく、預かりボランティアへの依頼を考えました。また改めてボランティア団体を作りたいと思う経験でした。
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