怪我から一夜明けた今宵は、チビは息子の懐に自分で潜り込んで寝ていて、クレアは筆者のところとサーキュレータ前をウロウロ、ソフィアは定位置あたりをウロウロしつつ、台所に立つ筆者の所に来たりしている。
デスクに戻ってゴソゴソしていると、クレアが来てやたらと甘えてゴリゴリ。
昨日のことなんてすっかり忘れて、絶好調だ。
が!
もうすぐ避妊手術に行く予定だからまだ手術前。
妙にゴリゴリするから「!」と思い、股ぐらを見る。
サカリとか近くなると人間と同じような変化がすこしだけみられる。
ん〜と思って様子見だが、まだ大丈夫そうだ。
まぁいつもどおりウエットティッシュでフキフキしているとお尻からぴゅっと出てしまった。
この臭いは立派な肛門腺!
猫より犬のほうが定期的に絞らないとダメだが、猫でも立派に溜まる。
お風呂のときなどに尻尾の後ろからキュッと肛門の左右を押して出す。
猫だと筆者の経験上、わずかしか出ないケースが多い。
ウンコと一緒に出てしまうからだ。
しかし、クレアはデフォで軟便気味の猫だから、自然にはあまり出ないらしい。
これがまた結構なフェロモン臭なので、しっかり出してきれいにしないとだいぶ臭い。
たまりまくると病気になることもあるので、小さいうちからシャンプー時に絞るというのは心がけておくべきものだ。
↓↓↓↓
猫の肛門腺のお手入れ
https://www.anicom-sompo.co.jp/doubutsu_pedia/node/1254
コメントを見ると、ウンコが付いてるのを肛門腺と誤解しているケースが見られる。
肛門腺は外から見えないぞっ。
猫の*は真ん中で折れるので、その両脇辺りの内側に肛門腺がある。
上記のURLの図を参考にして欲しい。
そして水溶性なのでシャワーを流しながら穴の両脇・尻尾の下に親指と人差指を入れ、軽く外側に押し出すようにすればOKだ。
流さないで絞ると、吹き出物みたいにほとばしったり、チョロっと出てきてくっさ〜いこともある。
出ない子は全然出ないし、出る子はチョロって言うこともあるし、うちのクレアみたいに拭いてたらぴゅっと出ちゃうみたいなこともある。
あまりに何もしてないと尻に独特のフェロモン臭が漂うことがあるから、お手入れ時期はすぐに解る。
クレアはこの前の風呂の時は〜おしっこダダ漏らしで息子に流してもらったからチェックしてない可能性がある。
あるいは普段から溜まりやすいのだろう。
こういうのも個体差がものすごくでかいので注意が必要だ。
この傾向は犬でも同じで、やたらと出る個体もいれば、たまにしか出ない、ギュッと絞るとびゅビュッと小気味よく行くのとか、バラバラである。
まるで人間のニキビ・吹き出物みたいな個体差だと思っていただければ解りやすい。
余談だが、メス猫の股ぐらの掃除は女の子の赤ちゃんと同じで拭う方向に注意だ。
横か、後ろに流すのが基本。
尻尾側から腹側になで上げると、おしっこ側に雑菌侵入で病気を呼ぶことがある。
筆者の場合は、背後抱っこでお尻にウエットティッシュを当てて少し放置気味にして湿らせ、軽く揺すってモニモニして、ウエットティッシュにとってチェックしてポイだ。
尻尾側にこするなら、そのまま指を内回転すればいい。
ゴッシゴッシしすぎると、デリケートな穴なので、これまた注意だ。
強くて痛いと猫がギャーとなるので、そうならないビミョーな顔つきのところで寸止めするのがコツ。
深夜で筆者と猫しか起きてないので自分で写真を撮ってみたら、めっちゃわかりにくかった・・・。
昼間に撮ってもらうことにする。
ちなみに、夜中に猫メンテをする理由は、仕事が一段落ということもあるが
夜行性度の高い猫は、夕方にひとしきり寝て、夜になると必ずしばらく騒ぐからだ。
このタイミングでメンテしてしまうと、騒ぐ体力がメンテの耐久で奪われて、終わるとぐっすり寝てくれる。
チビは最初の頃、ものすごく嫌がっていたんだが、最近は顔からウエットティッシュをかぶせても、すこしニャーニャー言う程度だ。
騒ぎっぷりがご近所迷惑レベルで、いじめられてまーす!殺されるぅぅぅ!くらいの勢いだったのが嘘のようだ。
メンテで筆者的にめんどくさいのは、長毛種のクレアの肉球の間の毛をカットする作業。
長毛種はまんじゅうの間に毛がモサモサし、床で滑るので危ない。
外歩きなら勝手に削れるんだが、部屋飼いでは手入れをするしかない。
犬は割と楽に刈らせてくれるんだが、猫は無茶苦茶嫌がるのだ。
おまけに毛が柔らかく、カールもしてるので肉球を傷つけないようにうまくカットするのが難儀。
しかも、この時期だと扇風機も全部消して作業しないと、短い毛がささっと飛んでしまう。
それに加え、ビビリーなので、はさみで切ろうとした瞬間、シュッと足を引っ込めてむちゃくちゃ怖い。
あぁっ!なんで引っ込めるんだよぉっ!という筆者の息で、先に切った分が飛んでしまったりする。
この状態にも関わらず、はさみそのものは大好きで、カットしている最中なのにガジガジしたりする。
まぁそれでも、最初の頃はものすごい勢いで「い〜〜や〜〜だぁ〜〜ぁぁ!!!」と渾身の力を振り絞っておしっこを撒き散らしていたのに、いやいやする程度にまで慣れただけ、マシ。
ちなみに先住1号のソフィアは息子と二人がかかり。
息子に激ラブなので、息子が抱きしめているとうっとり♪の間に、筆者がササッと済ませてしまう。
そんなジジイの猫メンテの夜は更け行く・・・。
メンテ中に静かに〜!と言って撮った一枚。
なぜかいつもカメラポーズは得意。
右手でウエットティッシュを入れてモニモニしている図を左手で撮ってみたんだが・・・。
解りにくすぎてアウトだ。
先日、1.13キロ。
我が家に来て1ヶ月でほぼ2倍になった。
長さもだいぶ伸びて、簀巻きにしてたふわふわのマットでは、もうお尻が出てしまう。
尻尾も、一気に伸びた当初は痛がっていたが、最近は触っても痛がらない。
爪切りとか全身フキフキとか耳掃除が終わるクレア
この状態だと少し長いんだが、この長さは極めて切りにくいのでもう少し伸びるまで待つ。
ひとしきりメンテが終わると、全員ゴロゴロとご満悦だ。
まぁ、言うなれば猫と遊ぶのと同じ、コミュニケーションなのだ。
最近のコメント