猫がいる不思議、私がいる不思議

2009年4月21日(火) 645 / 0

子どもの頃からちょっと憧れていた猫が家にいるという暮らし・・・
家の中を動物が歩いているという光景に、もう6年以上も続いていることなのに、時々これはほんとのことかしらと、奇妙にも感じ、なんとも言えないわくわく感に、どこか顔がにやける感じもする。ちょっとくすぐったい。

只今ミルクは６歳と７か月、ペットショップでよく目にする7歳用うんぬん・・・
それで、この頃もうすぐ7歳という歳に捉われる。
時々、夜中に布団の横にやってこないのに、ドキッとする。
朝から、まわりをうろついていないのにドキッとする。
あまりに静かに寝ているのにドキッとする。
わざと寝ているよこで、音をたてたりする。
自分のおでこの皺や目の下の小皺に、気がつき、慌ててクリームを多めにぬったりもする。

ゴロンと目の前で横になって撫でろと催促するくせに、もういいとなったら撫でている手を足で蹴ってくる。
ほんと彼は気ままである。
けど・・・気ままなうちの娘の扱いは、ある意味猫より大変な気がする。

三味線は、日本の伝統文化で、津軽三味線の響も私は好き
けど、ミルクと出会って、あの部分が猫の皮で作られていることに抵抗を感じている。
そのくせ、牛革のバックや靴をもっていたりすることの身勝手さ・・・

まだ春なのにミルクは、はや夏の定番位置の廊下の板の間で眠りだした。
冬のペット用ベッドより、はるかに硬い和室の敷居を枕にして・・・
高さが丁度いいのだろう・・・
彼は、結構気持ち良さそうに寝息を立てて寝ているが、私はそれと見るにつけて首がこりだす。

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