
ウィンブルドンもMLBのオールスターも終わってしまい、すっかり祭りの後のボルトです。
ウィンブルドンと言えば思い出すのが1996年女子準決勝の伊達公子選手とSteffi Graf選手の試合です。当時、絶対的な女王だったSteffiをあと一歩のところまで追い詰めた伊達さんでしたが、惜しくもベスト4で敗退。その試合の最中にファンがSteffiに求婚するというハプニングがありました。この時の彼女の返しが見事だったので、場内大爆笑。さすが女王の貫禄でした。
『Steffi, will you marry me?』
シュテフィ、僕と結婚してくれる?
と誰かが声をあげます。それに対して苦笑いを浮かべながら
『How much money do you have?』
あんた、お金いくら持ってんのよ?と返答。
そのやり取りを聞いていた伊達選手も、なにか気の利いたジョークを返そうと、ぐるぐる頭をめぐらせたと、後に語っていました。
Am I not good?
私じゃダメなの?とか
Is there a woman here too?
女性はここにもいるのよ?とか
I don't need money, right?
私は、お金なんか要らないわよ?とかね。
でも、英語力に自信の無かった彼女は、言葉にするのを躊躇ったそうです。世界で戦った伊達さんですが、この壁は大きかったんですね。この試合は日没サスペンデッドになってしまい、翌日勢いを取り戻したシュテフィが勝利。あと一歩という、極めて惜しい試合でした。
伊達政宗の血を引く、伊達さん。ハチマキ姿が桃太郎みたいで、なんともステキです(笑

さて、EURO2020で優勝やら、ウィンブルドン選手権男子決勝にイタリア選手が進出とか最近元気の良いイタリアですが、そのイタリア在住の姐御にパスタ料理教えてちょ?とリクエストしたら、お応え頂きました、感謝です。
彼女のアップする料理写真は、どれも美味しそうです。食器にも凝っていて、そのこだわりが伝わってきますね。
私は動かなくなった手をなんとかかんとか駆使して、自炊を続けていますが、さすがに根菜などが切れなくなってしまい、訪問介護で来てもらっているヘルパーさんに切ってもらって、調理しています。
もっぱら、圧力鍋を用いて野菜や肉をクタクタに煮て終了というものばっかりです。
で、イタリア料理風野菜クタクタ煮のせペンネを作ってみました。味付けは塩と胡椒とにんにくだけ、シンプルが一番です。美味しく頂きました。

今日は、コロナワクチン1回目接種に行ってきます。そしてALSに対するラジカット点滴の10日目最終日。頑張って徒歩で向かいます。
最近のコメント