今までかかっていた某市民病院は正直言って最悪でした。医師の名前などは伏せますが、もしこんな難病を患ってしまったら、あそこは、そしてあの医師は絶対に避けるべきでしょう。おそらく人生の最後を診てもらう医師なんですから、とことん納得して付き合いたい。そして私と同じような思いを、他の人に絶対にしてほしくないとの考えから書いておきます。
で、以前からの念願が叶い本日、別の病院にめでたく転院出来ました、やれやれです。
今日からお世話になる岐阜市民病院です。
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距離的には少しだけ近くなります。ただいつも混んでます。この時期、人がウヨウヨいる所は極力避けたいところですが、背に腹は代えられません。
何が最悪だったのか?
それは、医者の病気と患者に対して向き合う姿勢がまったくダメダメだったのです。一例は、現在受けている点滴治療に対する姿勢。ALSと告知され、私は一刻も早くその治療を開始するよう頼んだところ、返ってきた答えに耳を疑った。
こう言い放ったのだ『やっても効果は知れている、せいぜい数パーセント寿命が伸びるだけ』
目が点とは、まさしくこういう時の為のものだと思った。数秒、言葉を失った後に、そいつの首を羽交い締めにしたい衝動を抑えるのに必死だった。
私が期待した答えは『一緒に頑張りましょう、少しでも効果があるならば、一刻も早く始めましょうね』だ。
これは一例で、他にも沢山あいつのヤブぶりを披露出来るのだけど、これだけで十分だろう。
前評判は悪くなかった。
ただ、それは昔の評判だったらしい。市は何を思ったか脳神経内科の規模を大幅に縮小してしまったらしい。それで、その医師を中心にした体制になったものの、人員不足の感は否めず、患者に向き合う体制が根本から出来ていない。
結局は、そんな医院を選んだ私のミスなんだけどね。
でもまあ、そんな医院とは決別出来たので、やれやれである。今日会った新しい担当医はまさしく私の期待する言葉を言ってくれたのだ。
『一緒に頑張りましょう』と
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