我が家でNo.2のモジャが旅立ちました。
まだ、私が家外自由の飼い主だった頃‥
家の近所で繁殖したと思われるモジャを見つけ、家へと招き入れた。
長毛のキジトラ
目付きは悪いけど、鼻ペチャしゃくれ顎で愛嬌のあるお顔に一目惚れしちゃってね。
どうやってお家に入れようか計画を立てていた矢先‥庭先にぴょこっと現れそのまま家の中へご飯で誘導して保護。
家の仔になって来月で10年になるはずだった。
9年と11ヶ月
家の仔じゃなくて、他所の家の仔だったらもっと長生き出来てたのかな‥
けど、モジャが家を選んだんだから、それがモジャの寿命だったのかも知れない。
謎の腰砕けから3ヶ月
点滴に通い、ステロイド剤を服用
状態は、自ら食べる事はなかったけど、普通に座る事も歩く事も出来るようになっていたのに‥
なのに旅立つ4日前‥突然、寝たきりになってしまった。
手足をピーンと伸ばしたり、ギューっと縮んだりして、遠くを見つめるモジャ
動かない身体を何とかくねらせ冷たい場所に移動してしまうモジャ
どうしたら良いのか‥
どうしてあげたら良いのか解らなかった。
友達にモジャが寝たきりになってしまった事を話した。
帰って来た返事は、私が欲しかった答えそのものだった。
押し付ける事もなく、独り言として読んでねって‥
彼女の独り言は、足掻く私の背中を押してくれた。
食事を取らず排泄することで内臓の負担が下がります。冷たい所で過ごす事で体温を下げると意識レベルが低下するので、しんどさが和らぎます。自らぼんやりした状態を作ることで楽に終わりを迎えるんです。
見てる方は何とかしてあげたいと思うので、温めたりゴハンやお水を摂らせようと努力します。それにより、一時的に元気を取り戻すので嬉しくて止めることが難しいです。
ですが、折角ぼんやりした状態から引き上げられてしまうので、またしんどいという感覚が戻ってしまいます
彼女の独り言のお陰で
自分のやるべき事が見えた。
モジャは無理矢理口をこじ開け食べさせるべきではない時に差し掛かったんだね。
強制給餌を止める見極めって難しいし辛い
けど、彼女の独り言がモジャと私を救ってくれた。
食べたいものを食べたいだけあげよう。
なお支部から届いた【ちゅーるジルシ】の缶詰めをモジャの鼻先に持って行ってみた‥
食べた
一心不乱にムッチャムッチャ音を立てて食べてくれた
美味しいね
良かったねぇ
もっと食べる?
美味しい美味しいって食べて逝けたら幸せだね
そう思えた
美味しいご飯を食べた後は、一緒に横になって、いっぱい誉めていっぱい撫でて
目が泳ぎ、遠くを見つめてるのにゴロゴロと喉を鳴らすモジャが愛おしくて
ママはモジャが大好きだ!っていっぱい伝えた
そしてモジャは、寝たきりになってから4日後の7月20日(火)の夜に
誰にも気付かれる事なく、静かに旅立って逝った。
良かった
本当に良かった
苦しむ事なく
いつもの風景を見ながら静かに穏やかに
モジャお疲れ様
家の仔になってくれてありがとう✽.。.:*・
ママはモジャが大好きだ!!
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