6/3AM、会社の人が「ライン工場の段ボールの中に子猫がいる」と。

4匹くらいかな?なんて思ってたら
出てくるわ出てくるわw
全部で7匹。
本当に同胞?と思うくらい大きさもバラバラ。
最近は仕事も忙しかったから、猫が群生している敷地内に足を運ぶこともなく、
母猫がどの子なのかもさっぱりわからないが、
段ボールの淵や周辺に白っぽい毛が落ちていたので、
そんな毛色なのだろう、と母猫の捜索。
子猫の鳴き声を動画で録音しておく。
お昼に一度家に戻り、手動での捕獲のためのケージを車に積み込む。
威勢の良い子猫を2匹、ネットに入れておとりとして頑張ってもらうも
母猫らしき子はなかなか姿を見せない。
母猫の捕獲に集中するため、子猫は夜に信頼できる方へいったん預ける。
当初はその日のうちに母猫も捕獲して、子猫と一緒に保護し
母猫に子育てしてもらう予定だったが、ここで予定が変更になる。
子猫たちと長く離すともう子猫を探さなくなってしまうし、
一緒にしたところで子育てもしなくなってしまう。
この時点でもう親子を再会させてあげられなくなった。
次の日、仕事の合間を見て、前日に録画した子猫の鳴き声を大音量で流しながら母猫捜索。
一番先に目星をつけていた場所で姿を確保。

「えさをやっていない」と言い張るえさやりのお宅前からにょっきり出てきた。
一晩明けてしまったけどちゃんと探してくれてる!よかった!
怖い思いはさせるかもしれないけど、絶対に悪いようにはしないから
お願いだから入ってね!と祈りながら
夕方、人がいなくなるのを待って子猫がいた場所に捕獲器を設置。
その場を離れて待機すること1時間後、
やった!入ってる!

仮名「めいこ」
連れ帰って確認。やっぱりおっぱいが張っているのでこの子で間違いない。
少し張れが引くのを待って避妊手術。
この時に子猫の未来のために抗体検査(エイズ・白血病ともにマイナス)と、
めいこの未来のためにワクチンを接種(※ワクチンを打つことでパルボなどの感染症も防いでくれる)。
せめてうちにいる間だけでも、と、
子育てで苦労してやせ細った体のために、駆虫薬の投薬、栄養たっぷりの子猫用フードを
食べたいだけたっぷりと与えて6/17早朝にリリースとした。
※手術費用の一部は【HOKKAIDOしっぽの会】の助成金です
そして、想定外にもう離乳し始めた7匹の子猫をこちらへ受け入れる準備をしている最中、
マチ子が3度目の家出( ;∀;)
※こちらはTwitterでUPしています。https://twitter.com/2Betsy0/status/1385858080273928192
そんな中も子猫の希望者さんたちとのやり取りは絶対しなければいけないので
毎日2時間程度の睡眠とレッド〇ルで乗り切っていた。

移動してきた子猫たちはそれはそれは玉のように可愛らしくて
すぐに決まっていくだろうと確信をもった。

仮のお名前は「大正~のタバコの銘柄シリーズ」
敷島だけが男の子、という女子率めっちゃ高めのきょうだいたち。
これだけの多きょうだいで育ったので、
1匹飼いの希望者様はお断りしようと最初から決めていて、
体格、性格など組み合わせも考えていた。
2へつづく。
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