1週間の延長投薬を終えたれんか
当日午後の血液検査ではギリギリの数値
それでも
「問題ないでしょう」
「一旦投薬は終了しましょう」
との診断を頂く
とりあえずの安堵
延べ97日の長かった投薬治療
ようやく終止符が打てる
れんか、良かったね
もう苦い薬を無理やり飲まされなくて済む
高速に乗って遠い病院に行かなくて済む
車の中で泣き続けなくて済む
今まで本当に良く頑張ったね
お祝いにちゅーるパーティーしてあげたいくらいだけど
他の子が殺気立つから止めておくね
れんかを思い切り抱き締めて
頬ずりして
鼻ちゅーもして
しつこくしすぎて嫌がられたけれど
嬉しかった
れんかにとっても 私にとっても
苦しく辛かった長い日々
再び訪れることなんて無いと信じていた
信じたかった
同時に心のどこかに何かつっかえる感じ
再発するかもしれないという
一抹の不安
再発するなら 2、3日で症状が出始める
1日1日が長く感じる
何も無いまま早く1週間が経って欲しい
れんかの体調変化に心配りしながら
祈るような気持ちで過ごす毎日
「れんか 大丈夫だね?
「れんか 今日も元気だね❗️」
と話しかけながら
7月19日
経過観察の1週間目
れんかは元気にご飯の催促
特に気になるところも無い
ああ きっともう大丈夫
れんかの事を気にかけてくれる猫友でもある知人に報告したら
一緒に喜んでくれた
保護団体に属する彼女
多いときで一度に4匹のFIP猫を団体で抱えていてFIPの事も良く知っている
れんかは今こんな感じですと話すと
「それなら もう大丈夫だよ」
と言ってくれて、勇気をもらえる
そうだよね
あんなに頑張ったんだから
きっともう大丈夫!
そして経過観察の10日目
れんかの後ろ足の動きが少しおかしい事に気付く
腰から下がふらつくような…
うそだよね…?
再発するならほとんどは1週間以内
食欲も落ちるはず
下半身をふらつかせながら
ご飯の催促をするれんかをマジマジと眺めて
「れんか 違うよね? 大丈夫だよね…?」
絞り出すように声を掛けるのが精一杯だった
投薬治療中頃
子猫感残る月齢10ヶ月位のれんか
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毛艶も良くなりふっくらと
目にも輝きが戻って✨治療は順調に進んでいた
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