明日からは、また日常が戻りますね。
楽しい時はあっという間ですね。
私ですか? 殆ど、風邪気味で、日ごろの疲れが出て、大した事もせずに終わりました。
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誰もいない、夕暮れの部屋で、遠い眼をした猫が、じっと待っていました。
今しがた別れたばかりの、2歳の男の子と若い夫婦の事を思いながら…。
この部屋で待っていれば、又会えるかも知れない。
隣では、家族が賑やかに過ごしています。
何時までも、いつまでも、何時までも、待っています。
時々、家族に連れ戻されても…。
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この日、私の従姉が、GWで帰省していた息子夫婦と小さい孫の男の子を連れて遊びに来ました。
お父さんは、私の甥のような子で、可愛い小さな男の子は、
大人しい優しげな子です。性格はお父さんに似てるかな?
お嫁さんも優しそうな感じの良い方です。
猫が大好きな様で、chiroの事を可愛がる、可愛がる。
お父さんは、写真を撮ったり、お母さんは、猫の事をよく知っている様で、かまっています。
男の子は「ネコしゃん、ネコしゃん」と嬉しそう。
元々人好きの、ボンは、最初こそ、小さな子に戸惑いましたが、お腹を見せたり、サービスしまくっていました。
とっても楽しかったのでしょうね。
疲れて居る筈なのに、気がつくと、ボンが居ません。
お客様が居た部屋にしみじみと座っています。
こうして居たら、又来るとでも言うように…。
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次の日も、次の日も、ずっとそんなふうでした。
仕方がないので、家族で思いっきり、可愛、可愛がって、ベタベタに甘やかしました。
それでもやっぱり、今日も隣で待っていました。
動物にだって、愛情はあるんでしょうね。
この子の愛は、とても深い様です。
だから、悲しみも深いのでしょうね。
こんな子が、捨てられた時は、心も張り裂けんばかりだったでしょう。
捨て猫は、明らかに、野良と違っています。
あの人嫌いのcwoだって、家が良かったんです。
外では、暮せないのね。
今夜になって、やっと忘れたのか、諦めたのかしたようです。
全く、余程楽しかったのでしょうね。
4日の夕方から、まる2日もでした。
処で、cwoは、お客様が来たとたん、コタツに飛び込んで、
家族の足元にすり寄っていました。
誰が来ても同じです。
其れで、昨日は、もう御機嫌さんです。
楽しそうでしょう?
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この子は、家族だけで居る時が、一番楽しいのです。
安心するんでしょうね。
この季節になると、思い出します。
小さな白い猫に出会った夜の事を…。
家の裏で鳴いていた、黒い子猫の事を…。
今年は、捨てられる猫が居ない様に、祈るばかりです。
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