思い出して、あ゛〜〜みたくなることもあれば、びくっと反応してしまったりするものだ。
先日もお伝えしたように、新入り猫さんはトラウマの塊だ。
察するところ、解っちゃいるけど体が反応しちゃうの、という状態らしい。
どういうことか。
めちゃくちゃ撫でて欲しい、遊んで欲しい、ちゅ〜る欲しいという、かなり甘えんぼ体質らしい。
しかし、どこで経験したのかわからないトラウマのために、どこかで急に思い出すらしいのだ。
よく、ハムスターがネットでネタになっているが、食事中などに急に何かを思い出して食べているものをほっぽりだして移動してしまったりする話がある。
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【はっ!】食事中、とつぜん走ってくハムスターが話題「あるあるすぎ(笑」
https://break-time.net/archives/32300
これはこれでかわいいんだが、仕組みとしてはどうも、同じようなことらしい。
らしいらしいというのは、新入り猫にしかわからないものだから、飼い主として察することしかできない為だ。
先日も、膝の上に乗せて爪を切っていたら、足三本が終わり、最後の右手になったら発狂だった。
怪我をしたやつは、抱っこしてくれと言うので抱っこしてたら急に暴れ始めた。
観察していると、どこかタイミングで思い出して「!!」となるらしいのだ。
しかし、ものすごいジレンマと戦う。
撫でて欲しくて、筆者の机までさっそうと現れ、膝に乗ったりマウスを持つ手に頭を擦り付けたり忙しい。
きもちE!状態から、顔を見上げて筆者と目が合うと「!!!!」となって体をすくめてしまう。
こういうのは時薬で猫自身が忘れるしかないので、気長に待つことになる。
だが、自分が気持ち良い状態になるのは待てないらしいのだ。
撫でて欲しい時も、ひたすら目を合わせないようにジリジリ近寄ってくる。
うっかり目があったりすると、ヒャァッと元のポジションに戻る。
と言ったって、筆者の机の上にあるガリガリサークルに戻るだけだ。
見た目でいうと、ヤドカリが貝殻にさっと戻るような状態。
何の意味があるかわからんが、彼女なりにそれでいいらしい。
そして撫でろ、ちゅ〜るよこせとひたすらアピールする。
結局、彼女がトラウマと欲望というジレンマの中で編み出した手法は、トラウマが発動しないように筆者の見た目をスルーするというものだったわけだ。
したがって、だいたい、顔が見えないように気を使いながら寝てたりするんだが、それも目の前だ。
嫌って言うわけじゃないのはとても良く伝わってくる。
尻からジリジリ入ったり、筆者がモニタに注視している時にそろーりそろーりと近寄ってくる。
そしてぴゅっと戻る。
筆者もできるだけ顔を近づけたりしないように手の感触だけでナデナデだ。
ちゅ〜るもものすごい欲望なので、おやつ用容器に別途いれてあげている。
これをしないと袋ごと奪い去ろうとして、フゴーとかうなるからだ。
まぁこれで痩せぎすなのが治ればもっけもんなので、できるだけ食べさせるようにはしている。
なにしろ、まだ骨盤がゴツゴツさ割れるくらいやせているので、筆者的には不満。
4ヶ月超だから、もうすこし豊かな肉置きで適正だからだ。
ただ、個別の胃腸の問題などもある為、様子を見ながら適宜調整していくしかない。
あげすぎて調子を悪くしても元の木阿弥だからだ。
それ故、かなり細かく体重チェックという状態でもある。
この関係で、筆者の愛人気取りの2ndクレアがしばしば発狂する。
4thエマをかわいがってみたかと思えば、急にシャーとか言ってソフト猫パンチをしたりする。
先だっても書いたように、4thエマが筆者の枕元で寝ていたらベッドにおしっこを撒き散らしたりしている。
先程も、何かが気に入らなかったらしく、かなりむすくれて消えていき、筆者のデスクには来ない。
ベタベタしてくる猫だけに、ヤキモチもひとしお、というやつだ。
面白いのが、3rdのルシアには、そういったことをあまりしなかったことだ。
4thエマの見た目がかなり可愛らしく女の子っぽいので、それが嫌なんだろう。
それなりに差をつけて大事にしていても、そういうものなのだ。
この気持がわからないと、なんで仲良くしないのかと謎になってしまう人もいるだろう。
猫は結構、ヤキモチ焼きなのだ。
以下、いつもの写真。
自分から膝に乗ってきて、できるだけ顔を見ないようにしながらナデナデ要求。

これもそう。背中から。

さりとて寝てて密集。

こちらは、エマがビビって飛び込んだ先にクレアが寝ていて、ファ!?な状態になった所だ。
なぜかしばらくこれで固まっていたって、先日アップした気がしてきた。

久しぶりに1stソフィア。

我関せずで淡々としている。
どうもこいつが新入り共に「あのクソ親父にはシャーでもいうときゃええんや!」とか言ってる疑惑がある。
最初はシャーしない→ソフィアがなんだか1:1で教えている→急にシャーが始まる→筆者に〆られる→止めるという繰り返しを全猫でやっているからだ。
他にも、なんだか色々と教える教え好きでもあるんだが、教えていることが一番できてない猫でもある。
他のがろくでもないものを憶えてしまうのでやめてほしいんだが、これまた抑止が難しい。
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