大型犬の介護

2021年10月5日(火) 281 / 2

ネコジルシなのに、この日記だけお許しください。

我が家には１５歳の大型犬がおり、昨年の夏から足が立たなくなり、ずーっと一年介護が続きました。
その大型犬が八月九日に永眠いたしました。
老衰です。

この子の父親は野良犬で、土佐犬のように大きい犬だったのですが、交通事故で顎と足を骨折し、
餌をあげていたおじさんが手術に連れて行きましたが、術後の面倒を見れないお家だったので、
我が家で術後の安定する時期まで面倒みていました。
その時に、その大型犬に１匹の子供がおりました。それが八月に亡くなった子

父犬は骨折が治っても、結局我が家で面倒見ることになり、大型犬が家の中を堂々と歩き回るという
ユニークな家でした。

父犬は野良犬時代が長く、６歳で亡くなりました。

父犬が早く亡くなったので、子供のこの子はしっかりと育てねばと思い、
エサにも気をつけていましたが、大型犬の食欲は凄まじく、結局父はおやつをあげて、
そのおやつで内臓が悪くなり始めました。
それでも大型犬で１５歳まで生きたのは立派！

とても温厚で優しい子でしたが、誰からも好かれた父犬とはちょっと違いました。
好き嫌いがはっきりしていて、嫌いな人は無視してました(^_^;)
家の中では常にお腹が空いている様子で、いつも怒られてました。
私の父親の事が大好きで、いつもくっ付いてました。
徐々に老化が見え始め、とうとう昨年の夏には歩けなくなり、父と仕事に行く事も難しくなりました。
しかし、私が台車に乗せて毎日連れて行ってあげました。

１年間の介護は過酷を極めました。大型犬の介護は本当にきつい。
痴呆もあり、夜泣きなど辛かったです。
しかし、十分やってやれたと家族は自負しております。

１５年間ありがとう！
君が海で楽しそうに遊んでいる姿、泳いでいる姿、餌をくれ！と目の前に座る姿
いつも思い出してます。

ありがとう

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