先日、猫関連の記事をみていて驚いた。
早速だが、コレだ。
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死の危険も!「猫が舐めてしまう」と命に関わる危険なもの 10/6(水)
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d1deb19d2c11cef0e80329c0d77020bb93f6662
猫の誤飲誤食には日頃から充分に注意したいですが、誤って口にしてしまう…ということもあるでしょう。この記事では、猫が舐めてしまうと危険な液体や物について、ねこのきもち獣医師相談室の先生が実際に診た事例を紹介します。
液体洗剤に車の不凍液…猫が舐めてしまった危険な液体の例
ーー危険な液体を舐めてしまった猫の例で、先生が実際に診たというコは、なにを舐めてしまったのでしょうか?
ねこのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「液体洗剤を舐めたという猫を診たことがあります。特に症状はなかったですが、予防のため対症療法をしました。摂取量や成分によっては消化器症状などが見られると思いますので、それぞれに応じて処置をします」
ーー口にした成分によっても、その後の容態は大きく変わってきますよね。
獣医師:
「そうですね。車の不凍液でエチレングリコール中毒を起こした猫は、治療しましたが症状が重く、残念ながら死亡しました。この例はおそらく家の中ではなく外で摂取したのだと思いますが、エチレングリコールは保冷剤にも含まれていることがあります。エチレングリコールは猫が好む風味なので、飼い主さんは充分に気をつけてほしいです」
ーーエチレングリコールは保冷剤にも含まれている危険な液体なのですね。保冷剤は室内飼育の猫だと身近なので、飼い主さんは気をつけなければいけませんね。液体以外で、「こんな物を舐めてしまって危険だった」という事例はありますか?
獣医師:
「湿布のジェル状の面を舐めて死亡した猫もいます。人間用の湿布には、猫の体に合わない非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)が含まれていることが多いです。猫のいる家庭での人体薬の扱いには充分に注意が必要です」
猫が危険な液体や物を舐めてしまったときの治療
ーー猫が危険な液体や物を舐めてしまった場合、通常はどのような治療が行われるのでしょうか?
獣医師:
「摂取した物、量、時間経過、状態によって処置は違います。口にまだ残っている場合は、さらに吸収するので拭き取ったり、飲み込まないように洗い流します。体に付着している場合も、残っていると舐めるので取り除きます。
吐かせたほうがよいと判断された場合、催吐処置をします。血液検査やレントゲン検査などをして全身状態を把握し、摂取物の解毒剤があれば使用して、点滴をします。
状況は時間とともに変わりますので、症状に合わせて治療をしていきます」
ーー愛猫が危険な物を口にしているのを目撃したとき、飼い主さんはどのように行動するのが望ましいですか?
獣医師:
「動物病院に連絡して受診してください。周囲に液体や物が散らばっていたり、イタズラした形跡があるなど、猫が口にした物が残っていることもあるでしょう。その場合は、猫が摂取した物、摂取した可能性がある物を動物病院に持参してください」
「うちのコは変な物を口にしないから大丈夫」と思うかもしれませんが、万が一のことが起こる可能性もあります。猫が舐めてしまうと危険な物は、日頃から猫の手の届かないところに置くなど、対策をするようにしましょう。
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
取材・文/sorami
構成/ねこのきもちWeb編集室
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エチレングリコールはそもそも危険物で下記のような話がある。
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エチレングリコール中毒
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%81%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB%E4%B8%AD%E6%AF%92
職場の安全サイト
エチレングリコール
https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen/gmsds/107-21-1.html
以下抜粋
本物質の主な用途は、ポリエステル繊維原料、不凍液、グリセリンの代用、溶剤(酢酸ビニル系樹脂)、耐寒潤滑油、有機合成(染料、香料、化粧品、ラッカー)、電解コンデンサー用ペースト、乾燥防止剤(にかわ)、医薬品、不凍ダイナマイト、界面活性剤、不飽和ポリエステルである
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比較的身近にある危険物質で、年間一定数の被害者が出る。
その為、当然、猫にもハイリスクだ。
何しろ、エチレングリコールは甘いのだ。
しかし、そもそも人間に危険な物質でもある為、一定の理解があるものだから、リスク程度はおそらく子供とかと変わらない。
取り扱う人がしっかり管理する事が重要だろう。
ジエチレングリコールも同じなので、自分が使っている溶剤等に使用されているかしっかり確認して、隔離しておくことが大事だ。
しかし、もっとずっと怖いなーと思ったのが「湿布のジェル状の面」。←驚いたやつ
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非ステロイド性抗炎症薬
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%9E%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%89%E6%80%A7%E6%8A%97%E7%82%8E%E7%97%87%E8%96%AC
以下抜粋
禁忌
分娩直前(妊娠末期)では、胎児の動脈管の閉鎖を引き起こすため、絶対に服用してはならない。又、手や指で部位を塗布した場合、犬や猫などの愛玩動物が、何らかの経緯で中毒を起こし、健康を害したり死亡させる事例が確認されている。
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普通に使っていて猫が触れる機会も少なくないし、飼い主に対してグルーミングする猫もいる。
あるいは、猫自身に湿布として誤用する例だってありえる。
猫は基本的にヤバ気なものはあまり口にしないんだが、上記のように味や使用上で紛らわしいものは危険極まりない。
きちんと大きくデカデカと告知するようにお願いしたいものだ。
ちなみにこんなのも参考になる。
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猫に危険な毒物一覧リスト~中毒を起こす食べ物・薬品・金属を知ろう!
https://www.konekono-heya.com/byouki/poisoning.html
猫が『誤食・誤飲』した時の危険なタブー行為5つ
https://nekochan.jp/column/article/19984
あからさまにやばいやつはともかく、紛らわしいのとか、うっかりやりそうなのが問題だな。
上記では、有名なアロマオイル問題とか、ハンドクリームや薬を塗った手で撫でちゃうとか。
湿布なんて怪我して使うんだから、油断しやすい筆頭みたいなものだ。
身近にあるもので危険性があまり周知されてないものと、行動パターン的にハマりやすいものは、強く注意喚起が重要だろう。
知っててもうっかりしそうだし、知らないならなおさらだ。
既に知ってる人は当然だと思っているし、どこまで知らんか解らない。
それと、この手の情報発信の怖いところは、情報漏れを恐れててんこ盛りにした結果、
危険度は高いが人と猫の行動パターン的にリスクが避けやすいものが全面に出て、
危険度があまり高くないが発生率的に高そうとか、やってしまいがちというものが覆い隠される傾向だ。
例えばタバコやアルコールは猫そのものがフガッと避けるので、あえて与えない限りは誤飲の可能性は低いが、接種すると漏れなくリスクは高い。
チョコとブランデーの入ったクリームとかならイチコロでヤバいわけだが、飼い主が注意すれば済む。
逆に、湿布なんて口にするもんじゃないが、飼い主が貼り直しとかしててペロリとかされたらアウトというのは、筆者的にすごく怖いと思うわけ。
情報発信は具体的にわかりやすくする必要があるな。
他にもこの手の危ないものはたくさんあるはずなんだが、誰かが犠牲にならないと解らないのも難点と言える。
さりとて、あまり神経質に考えすぎても生活に支障が出るから悩ましい。
いずれにしても、こまめな情報更新が重要と言える部分ではある。
何しろ、新製品で新薬品(新成分)を使っているなんて言うのはいくらでもあるからだ。
くわばらくわばら。
今晩の我が家。
何故か足の爪だけ異常にお手入れしまくり、常に尖らせようとするルシア。
相変わらず筆者のところでヘソ天睡眠のクレア。
可愛い顔して寝てたからカメラを準備したらジト〜っとされてもうたエマ。
なお、今日の寝顔はコレ。
筆者の顔を見たらヒャァァなくせに、だいたいいつもそばにいるのも面白い。
おかげでクレアがヤキモチの量産体制である。
今日も今日とて見張りを怠らないソフィア。
さっき、ちゅ〜るをもらいに筆者のところに来て、速攻戻って定位置だ。
うちで言うと、ゴミ箱漁りの矯正中エマと、そのへんのものを加えて必死に筆者に運ぶクレアがヤバいなぁ。
歯ごたえの良いもの大好きだしチュッチュしまくるし。
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