愛媛の松山から飛行機に揺られ、また空港から自宅の八王子市までの間も狭いゲージの中で耐えながらの移動……この子にとっては凄いストレスだったと思います。
それでも無事に我が家について、用意していた部屋にこの母猫に開放しました。
するとその子は、ゲージから放つとすぐに狭い本棚に隠れてしまいました。

お見合いの時は、もう少しリラックスして人間に近づいておもちゃでも遊ぶ姿も見れらたのですが、さすがに「警戒心MAX」に逆戻りかな。
しかし、だからといって……
「臆病すぎて育てるのが大変だ」
なんて思いません。
これこそ、自然界でこの子が人間の危害から逃れるために必死に身に付けた「術」なのだから。
これができたから、この子は自然界を生き抜けることができた。この子はそれができた「賢い子」だ。
そんな必死に身に付けた大切な術を簡単に手放すことはない。
今はこの子の「必死」を尊重する。
でも、これでは「生きにくい」のもまた事実。
この子は、もうそんな「術」がなくても生きていける環境にいるのだ。
だからこれからは……
「人間は怖い存在ではない」
それを教えるのが私の役目。この子がもっと生きやすい猫生を過ごすために。
名前はシャムミックスをもじって「しゃみぃ」ちゃんにしました。
そして、ホントについさっき……なんとふいに「ひょこっ」と顔をだしました。

これまた……なんて美しい子だこと(すでに親バカ)
ご飯もたべて、トイレもすぐに場所を覚えて……それから極めつけは早くも白猫「みいこ」とご挨拶を済ませました。さすがみいこ、少ししっぽが膨張していましたが、攻撃的な反応は見せずグルーミングしてくれました。みいこ……ボスの風格(笑)
この様子だと檸檬より慣れるのは早いかも!?なんて期待をしはじめています。
「しゃみぃ」の今後にこうご期待!
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