すでにご存知の方も多いと思いますが、千葉県市川市の事件について
思うことを少し書かせてください。
事件のあらましについては、時事通信社の取材記事がおおく使われて
ているようですが、朝日新聞のものを貼り付けておきますのでご覧に
なってください。
https://www.asahi.com/amp/articles/ASPDP5KJMPDPUDCB005.html
この事件があきらかになったのは12月5日、散歩の方が猫の遺体を見
つけて警察に通報してからです。
しかし、これが一般に広く知られたのは12月12日、昨日のことです。
しかも、それは警察が発表したわけではなく、保護活動をされている方から取材の依頼を受けての記事です。
なぜ2週間も報道されなかったのでしょうか、人の記憶はどんどん薄
れていきます。捜査は先ず現場周辺の聞き込みなど、情報収集から始
まるのではないかと思います。事件直後なら覚えていたことも、2週間
も過ぎてはすっかり忘れてしまうかもしれません。
もし、事件の報道が5日や6日にされていれば、犯人に結び付く情報も
あったかもしれません。そんなことを思うと、2週間の事件報道の遅れ
は本当に悔やまれるところです。
実は12月6日、ツイッターにこの事件と思われる情報が書き込まれて
いました。市川市の浅野ふみ子さん(先の衆議院選挙の候補者、公人と
思います)からです。以下に引用します。
我が家の玄関前やベランダで日向ぼっこをしたり、ゆうゆうと庭を行
き来していた猫たちは、昨日、何者かによって…。血溜まりは洗い流
されましたが、近隣で警察による検証や聞き取りが続いています。
胃がひくつく過剰反応ゆえ、土手にも上がれません。
ご地域猫との共存、みんなの大事な課題です。
もしこの書き込みが、もっと事件を具体的に伝える内容であれば、
マスコミに取り上げられる可能性は高かったのではないでしょうか。
7日に調布のボランティアさんよりご指摘があったのですが、応えら
れることはありませんでした。とても残念でした。
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