猫は基本鼻呼吸だけれど、
イロが毛繕いしたり、
ミケミケズとプロレスして「かっ」とか「シャー」とか
ソファの隣で口をくわっと開けているな。と感じる。
スクちゃんもそうだけれど、お魚クサイとゆーか、せいぜい漁港みたいなニオイ。
でもイロは、濡れた畳や藁を放置しっぱなしにしたよーなニオイ。
たまにドブ川みたいなときもある。
前回、 先生はイロの腫れた歯肉を見て
(歯が)生え変わるまで待つ。と言ったのだけれど、
そんな悠長なコト言ってられないレベル感。
@病院🏥
「どこか気になるトコロありました?」「口の中が…」
「どうしたらいい?」「スっっゴイねぇ!口角も赤いなぁ…なんでそんなに?」
ソレが聞きたくて来たのじゃ!
⇒とりあえず抗生剤で様子を見る。とゆーコトに。
先生、あと…
猫コロナの、脅威の強毒変異!?…カモしれないチロリン株について。 コンコンと説明して、チロリン出身のイロだから。と。触診して「リンパも腫れてるねぇ」と、先生。
前回・前々回も奥さんに言われたよ。 尿検査・血液検査を頼む。
「なんかありそうだよねぇ」
カルテを見て過去を振り返った先生が「ノラ猫だしなー」呟いていた。コクシにカリシに条虫…チロリンは魔の巣窟なのだ。
そして、チロリンは黒ネコだらけ。
黒ネコは黒ネコの両親からしか生まれない。 と、以前読んだけれど、
なおさん曰く、 近親交配でチロリンは血が濃い。とも言う。
「FIPの検査にも出してみましょうか」
と先生。「それは遺伝子検査ですか?」(ココの🏥ではやってないと思っていたので)聞く。
「いや、血液を出して抗体の量での検査です」
…そうだよね。
ウェットなら腹水とか出すんだもんね。(血液だと判定が出にくいとなおさんから聞いていた)
[尿ペーパー検査]
かなり濃いめになってきたけどギリ?
成猫なら、最低『1.036』欲しいそうだ(根拠とか聞かず)
[血清生化学検査]
変わらずCREが低いけれど特に問題なし
[血液一般/血球系検査]
コメント欄以外はまずまず。血も濃くなってきてそう。
血液検査の項目は先生におまかせしたのだけれど
「SAA(コメント欄)も調べましょう」
と、追加された。「炎症が起こっているかどうかがわかる」のだそうだ。
で? SAA 96.55μg/mL ってどうなの?
基準値から突出している。とのこと「確か、基準5くらい」
「ええーーっ!?」
⇒チラと何か資料を見て「5.49だった」と、先生。
とにかくイロには何かの炎症が起きている。でも、
「それが口内の炎症だけのコトなのか何なのかは今のトコロわからない」
と、先生。
外部に出す検査の結果と、抗生剤の効き如何によって方針は考えましょう。
↑結果は明後日来るそう …と、帰宅してきました。
帰宅後調べる。
SAA 血清アミロイドA
『猫の炎症マーカー』とも言われる。https://inunekokaigo.com/2020/07/07/saa/
体の中で炎症を起こした時に現れる急性相タンパクです。
急性相反応タンパクとは、体に感染や組織障害が起こった時に、
急激に血液中に増加するタンパク質の総称です。
24〜48時間以内に急激に増加するといわれています。
色々な病気で上がってくる数値なので、これだけでは具体的には診断できませんが、
『体の中で何か異常がないか?』とチェックする時に有用な検査項目です。
また、SAAの数値で病気の重症度や治療がうまくいっているかのチェックが出来ます。
正常値は、8μg/mlの記載が多かったけれど、
5.5μg/mL以下↓の記載があったので、検査機関によって解釈が違うのカモ
https://www.fujifilm.com/jp/ja/healthcare/veterinary/examination/biochemistry
それよりも心配だったのが、SAAが高い場合の主な要因・疾患
http://www.hokkaido-juishikai.jp/wp/wp-content/uploads/2014/12/1411-01.pdf
急性膵炎・悪性中皮腫・猫伝染性腹膜炎(FIP)・猫伝染性腹膜炎(FIP)・リンパ腫
甲状腺機能亢進症・多発性嚢胞腎・慢性腎不全・免疫介在性溶血性貧血・扁平上皮癌・糖尿病・胆管炎
ロクな病名がない!?
なんかちょっと安心できるヤツないの??
https://1013.jp/wp-content/uploads/2021/09/7c8a62dd18e8cfab398536ee617425f7.png
出産・火傷・外傷…と、今のイロにはあり得ないヤツ💧
イロと名付けたのは、幸せに生きて欲しいから。
だから、ずっと元気でいて欲しいんだよ。
「イロ自身は、めっちゃ元気なんですよ」
と、私が何度も言ったらば、先生は、
「元気ならそのままでいい気もしますけどねぇ」
とも言っていた。
ニンゲンだって元気でも、不慮の事故や突発性の病気でいつ死ぬかわからない。
猫だって同じだけれど、
元気の裏側に、病気の影が見え隠れするのであれば、治したいよ!!
何であちょんでるのかとよく見たら、外れた首輪。
採血のときカラー外してユルまったのかな??
[今日の明細]
https://www.neko-jirushi.com/img/diary_image/user_170218/detail/diary_263405_5.jpg?t=1642395472784
この中の『猫伝染性腹膜炎検査』
猫伝染性腹膜炎をググる。
▼FIP(猫伝染性腹膜炎)とは
猫コロナウイルスが突然変異によって『猫伝染性腹膜炎ウイルス』になります。
致命的な免疫性ウイルス疾患とされています。
発症すると平均的生存期間がわずか10日間とされてきました。
長年効果的な治療法はなく、死の宣告と言われてきた猫の病気です。
2021/11/11
果たしてそうだろうか?
🏥は、ある意味戦場のような気もしている。
猫の状態を、正確にありのままを伝えて(必要なら画像や動画を見せる)
だから病院に来たのだ。と、先生に自分の考えを理解してもらって
見合った治療をしてもらう。
そのために、稼働域は猫よりちっこいであろう私の脳みそをフル回転させて、
字面を読むだけで眠くなる猫の病気やカラダや性質について、
必要なコトは勉強しておかなければならない。と思う。
最近は、先生の言うことが100%ではない。とつくづく思う。
けっしてすべてを鵜吞みにせず
だから係り付けの先生や病院の診断や治療内容に納得がいかなければ
別の病院へ行くべきだ。とも思っている。
ウチのコをわかっているのは医者よりも飼い主の自分だ。という自負を持て!!
…とゆーのは、なんとなくなおさんから学んだ。
(なおさんは、飼い主じゃなくて保護主ではあるけれど)
病院選びだけじゃなく、団体やボラさん、お客様、いろんな人付き合い。
私は超・感じが悪い病院に耐えられるか、
底意地悪そうなボラさんとずっとつきあっていけるかわからないけれど
「結局すべては自分に帰って来る。
そしてそれが猫のためになるならなんともない」
なおさんは、さらっと言っていた。ただの猫オタク引き籠りの年寄りになってしまったけれど、
こーゆー人に出逢えたことを嬉しく誇りに思う。
…何を書いてるのかブレブレで長くてすみません。
イロが何事もなく元気で生きられますように。
そして、そのために先生を説得することもしなくちゃならない。
って感じの話です。