死んでからこての存在が大きくて、思い出す度、涙でいっぱいになる。
お母さんの涙は、いつになったら、枯れ果てるのだろうね。こてちゃん。
病気のお母さんに寄り添い、一緒に時を刻んで、
もし、お母さんが死んだら、一緒のお墓に入ろうね と約束して、
一人と一匹とが励ましながら、毎日過ごしていたのに、
辛くて哀しいお別れがやってきた。
こての具合が急に悪くなったのが、
私が病院から退院して戻ってからの事だった。
すぐいきつけの獣医師に診てもらい、あと1週間ぐらいかなと。
それから、こては、3週間も頑張ってくれた。
日に日に自らは食べれなくなって、スポイドで食べさせて、
こては、頑張って最後までゴックンしてたね。
一生懸命に飲み込む姿見て、お母さんのそばにまだいたいって感じたょ。
こて。うちにきて、幸せだったかい?
こて。病気のお母さんと一緒に暮らせて、嬉しかったかい?
お母さんは、幸福の鍵しっぽを持つこてに、一目惚れして
譲り受けてから、一緒に過ごした時間、全て、幸せだったょ。
出来るなら、もう一度、思いっきり抱きしめて こて と呼びたい。
こて。早く気付いてやれなくて、本当にごめんね。
泣いてばかりいたら、最後まで頑張ったこてにきっと叱られるなぁ。
こて。ありがとう。お空から、お母さんの事 見守ってね。
寂しくないように、いつも心はこてにお母さんは寄り添ってるからね。
この記事を記載するにあたり、すごく迷いました。
嫌な気持ちになる人、哀しい気持ちになる人等がいると言うこと。
ここで可愛いこてを譲り受けて、
前飼い主の方に感謝の意味と亡くなったこての報告を
したかったからです。
始終とても穏やかで
私に一度も爪を立てたことのない
とても優しくて人の話す言葉を
理解してる賢いこてでした。
ありがとうございました。
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