野良猫のいないまちづくり

2022年2月2日(水) 414 / 0

わたしの住む地域では、先日、1匹も野良猫のいないまちづくりを目指すと回覧板で回ってきました。今地域にいる6匹の野良猫には、避妊去勢をし、一代限りの命だそうです。さくらねこでない野良猫には絶対に餌は与えないでくださいとも。

10年近く前に野良猫プリンを捕獲してから、ガラッと意識が変わりました。以前は野良猫を見かけると、かわいい〜チクワでもあげるか…ぐらい意識が低かったのですが、野良猫がいかに過酷な環境にあるかをこのサイトなどで知りました。
野良猫の寿命は3年〜5年と言いますが、人間から餌をもらっていない野良猫はもっと短いと思います。人間で言えば中学生ぐらいの小さなママ猫が子猫を連れて歩いていたり、足を怪我して引きずって歩いている猫、事故にあって動けない猫、捨てられた猫…半年もしないうちにその子たちは見なくなりますが、また新しい野良猫。きりがありません。野良猫が冬を越すのは厳しいのでしょう…

プリンも捕獲しなければ生きてはいけなかったと思います。ついチクワをあげてしまった自己責任から、半年がかりで捕獲できた時、毛はボサボサで栄養状態が悪く、回虫が3種類もいて、酷い下痢が続き、子猫たちにも違う種類の回虫がいて…

今は暖かい場所で寝て、お腹いっぱい食べれて、好き嫌いまでして。よかったね、プリン。よかったね、ルカ。でも忘れないで。これは当たり前じゃないんだよ。
わたしも同じく、今日も無事に生きることができた。ご飯も食べれて、休む場所がある。これは決して当たり前ではないですね。日々感謝の心を持って生きていきたいと思います。