2023年6月5日 9:30 更新記
目次:
1.ネット検索のリスティング広告(スポンサー広告も)について
2.(重要)ペット探偵の選定基準(詳細)
1.ネット検索のリスティング広告(スポンサー広告も)について
家の周りでのトラブル(トイレの詰まり・ガス・電気・水道など)で
ネット検索して業者を選定した方もいると思います。
選定する場合は検索で最初に見つかった上段の方に表示された
業者を選ぶと思います。
他の方の利用度が高く信頼できる業者だと思うからです。
ですが、業者がお金を出せば、検索結果の上段に表示させる
ことができます。
⇒2022年6月15日、朝のテレビ報道でも
若者がトイレの詰まりで、慌ててネット検索して
最初に見つかる業者(悪質業者)に修理依頼してしまい、
高額な修理料金を請求される被害が多発しているそうです。
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★ネット検索での検索結果表示は下記2種類があります。
①自然検索による結果表示
一般的な検索エンジンによる検索結果
②リスティング広告(有料広告)による結果表示
検索エンジンの検索結果にユーザーが検索した
キーワード(検索語句)に連動して掲載される広告で、
検索上位に表示されます。
ユーザがクリックすると広告側業者は費用が発生します。
広告側業者がお金を出して広告する方法で、
検索上位に表示されるメリットがあります。
◆自然検索結果とリスティング広告を見分ける方法
下記はYahoo検索結果のリスティング広告の表示例です。
左上に「広告 URL」と表示されます。
広告 https://・・・・
xxxxxxxxx(検索結果業者名)
リスティング広告が悪いということではありません。
正規の業者でも自然検索すると下の方に埋もれて
しまうことがあるので、リスティング広告することがあります。
ただ、中には悪用する業者がいるようですので、
検索上位に表示されたからといって鵜呑みにしないでください。
それと大企業(NTT東日本など)で検索すると
たいがいリスティング広告している広告代理店会社が
上位に表示されることが多いですよね。
思わず大企業本体会社と勘違いしてしまいます。
★最近、リスティング広告だけでなく、スポンサー広告もあるようです。
私は詳しくは知りませんが、やはり検索上位に表示されるようです。
スポンサー広告もリスティング広告同様の広告のようです。
下記はYahoo検索結果のスポンサー広告の表示例です。
左上に「スポンサー」と表示されます。
スポンサー
https://・・・・
xxxxxxxxx(検索結果業者名)
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上記のように、お金を出せば検索で最初の方に見つかるようにできます。
昔、リスティング広告などを悪用して、ペット探偵で検索して
最初に見つかるのが、詐欺まがいなペット探偵でした。
皆さん、ここに依頼してしまい多くの被害者が出たようです。
2.(重要)ペット探偵の選定基準(詳細)
目次:
①一般的な捜索料金
②依頼しなくても電話の無料相談をしてくれる。
③成功報酬型のペット探偵に注意。
④猫の発見率のカラクリとズル賢いペット探偵について
⑤チラシ/ポスターは千枚以上作成して配布してくれること。
⑥日中捜索だけでなく夜間捜索(夜間~深夜~早朝)もしてくれること。
⑦ペット探偵の架空の捜索実績紹介に注意。
⑧自作自演の宣伝用のネット迷子掲示板投稿に注意。
⑨ペット探偵の口コミ情報について
⑩ペット探偵依頼後の対応について
①一般的な捜索料金
3日間(1日8時間)の捜索で税抜き8万円前後(猫の場合)。
大量(千枚以上)のチラシ/ポスター作成および配布をしてくれます。
※交通費やチラシ/ポスター作成費は別途。
⇒諸経費もありますので、しっかり確認してください。
②依頼しなくても電話の無料相談をしてくれる。
昨今、ペット探偵業界ではオンラインサポート(オンライン相談)と称して
有料(30分5千円~1万円)の相談(アドバイス)が流行しています。
時給1万円~2万円です!
弁護士相談より高い!?
現場で汗をかかず、捕獲する責任もない、
自社での相談(アドバイス)だけで大金を稼ぐ安易な商売です。
正道のペット探偵は無料で相談やアドバイスもしてくれます。
⇒せめて飼い主さんが相談しても見つけられない場合は、
半金を返金するシステムにしてほしいです!
あまりにも高い相談料なので。
⇒実際に有料の相談をした飼い主さんの話では、
別のペット探偵の完全無料の電話相談の方が
捜索の役にたったと言っていました。
③成功報酬型のペット探偵に注意。
※下記は実際に成功報酬型ペット探偵に依頼した
複数の飼い主さんから事情を聞いて記載しています。
成功報酬型ペット探偵は複数あって契約内容も異なるかもしれませんが、
依頼主の飼い主さんは、依頼する前に契約内容をよく調べてください。
⇒電話による口頭での契約内容確認では、録音して証拠を残してください。
【下記はある成功報酬型ペット探偵の一例です】
◆「見つからなければ料金無料」のうたい文句は魅力的です。
ですが、下記の場合でも成功とみなされ、10万円ぐらい請求されます!
●依頼主による保護、第三者による保護、猫の自力帰宅、死亡での発見でも成功!
⇒成功報酬型ペット探偵が何もしなくても成功です!
●目撃情報や目撃写真がはいった場合、依頼主が確認して自分の猫であると
確定した時点で成功!
⇒成功報酬型ペット探偵が発見だけで捕獲しなくても成功なんです!
驚くべき契約内容です!
成功報酬型ペット探偵に10万円払って、その後、
依頼主が自分で捕獲作業しなければならないのです!
発見しても捕獲が大変なのでペット探偵に頼むのに....
◆成功報酬型ペット探偵のチラシ配布やポスター貼りについて
⇒依頼した方の話ではチラシの枚数やポスティング範囲、
捜索範囲の報告が全くないそうです。
捜索範囲、チラシ配布やポスター貼りが全く不明ということです!
チラシ配布やポスター貼りは、たった10枚程度か?
⇒正規のペット探偵はチラシ/ポスターを千枚以上配布します。
さらにチラシ/ポスターの配布した場所を
地図に1点1点マーキングしたメモを依頼主に渡してくれ、
依頼主は配布場所を抜き打ちで検証できるようになっています。
◆成功報酬型ペット探偵は本当に無料なのでしょうか?
⇒捜索料金は無料でも、交通費、宿泊費、諸経費などは有料です。
交通費は割高に請求され高いようです。(タクシー料金並みか?)
宿泊費?諸経費?
⇒依頼主の飼い主さんの中には3日間の捜索で、
交通費、宿泊費、諸経費だけで10万円以上になった方もいるとのことです。
◆契約書に信じられない口止めが記載されています!
⇒「他のペット探偵に依頼または相談をしてはならない」と
記載されています。
違反の罰金は10万円だそうです!
常識では考えられない契約です!
⇒契約書に書いてない場合は、成功報酬型ペット探偵から
口頭で言われるそうです。
証拠隠しです。
⇒成功報酬型ペット探偵に依頼してしまうと
他のペット探偵に相談や依頼ができなくなります!
恐ろしい契約書です。
昔からの有名な格言です。
⇒「タダより高いものはない」
④猫の発見率のカラクリとズル賢いペット探偵について
私の長年のアドバイスでの感触では、
実際の発見率は40%以下という推測です。
ただ、これは3日間の契約捜索中での発見率です。
ペット探偵は、その後のチラシ/ポスターの目撃情報での
発見率を加えると80%以上になると主張しています。
ペット探偵の中には、自分の発見率は常に80%以上高いと豪語し、
他や特定のペット探偵の発見率の低さを指摘強調して
悪口を拡散するペット探偵がいます。
こういう自分の発見率の高さを宣伝して、他のペット探偵または
特定のペット探偵の悪口ばかり言うズル賢いペット探偵には
カラクリがあります。
こういうズル賢いペット探偵は相手にしないでください。
上記のズル賢いペット探偵はまず、依頼主の飼い主さんから
脱走の様子を聞き、すぐ見つかりそうな案件には即、依頼を引き受けます。
⇒(すぐ見つかりそうな案件とは)
●脱走したばかりで日が経っていない。(1週間以内)
●近所に潜んでいる気配や目撃情報がある。
●避妊/去勢をしている。
●出入り自由の猫ではない。
出入り自由の猫は行動範囲が広く捜索が困難です。
過去に20歳近い老猫が毎日1キロ先まで散歩していた例があります。
一般的なペット探偵の捜索範囲は捜索時間が制約されていますので
脱走場所から500m以内が限界です。
●黒猫ではない。
全身真っ黒な黒猫は他の黒猫と判別が難しいです。
しっぽに大きな特徴がある場合は別です。
すぐ見つかりそうにない案件に対しては
「今、他の依頼が混んでいてお引き受けできない」と
体のいい断り方をします。
⇒(すぐ見つかりそうにない案件とは)
●脱走して日が経っている。(2週間以上)
●近所にいる気配がない。
●避妊/去勢をしていない。
●出入り自由。
●特徴がない黒猫。
こうやって、依頼主の飼い主さんを選別して見かけ上の発見率を
上げていきます。
それに〇日間の捜索でいくらと決まっている契約は
早く見つかれば儲かるということです。
例えば、3日間の捜索で8万円の契約は、
3日目で見つけても最初の半日で見つけても8万円です。
すぐ見つかりそうな案件を選別して契約すれば
発見率向上および儲かるのです!
それに依頼主の飼い主さんから、
「ペット探偵の〇〇〇さんは、たった半日で見つけていただきました!
凄腕のペット探偵です!」と宣伝してくれます。
発見率向上・儲かる・依頼主が宣伝と3拍子です!
ズル賢いペット探偵は常に依頼主を選別しています。
このズル賢いペット探偵は、本当に助けてもらいたい飼い主さんの
依頼を見捨てて、儲かる案件だけ引き受ける、悪党のペット探偵です!
良心的なペット探偵ですと、すぐ見つかりそうな案件の場合、
飼い主さんの金銭の負担にならないように、
飼い主さんに捕獲器を勧めたり、
無料のアドバイスをして飼い主さん自身の捜索をお勧めします。
ズル賢い悪党のペット探偵は、「待ってました!」と言わんばかりに
即、依頼を引き受けます。
ですので、良心的なペット探偵の猫発見率は、
依頼主を選別するズル賢い悪党のペット探偵より
必然的に見かけ上低くくなります。
⑤チラシ/ポスターは千枚以上作成して配布してくれること。
チラシ配布やポスター貼りは非常に重要な捜索方法で
発見のきっかけは、ほとんどがチラシ/ポスターの目撃情報です。
この大事なチラシ/ポスターの作成&配布をやらないペット探偵がいるようです。
やったとしても依頼主に、どこの場所に何枚配布したか
報告しないペット探偵がいるようです。
依頼する前に確認してください。
⇒(重要)まともなペット探偵は、チラシ配布とポスター貼りをした場所を
地図に1枚1枚マーキングしたメモを飼い主さんに渡してくれます。
チラシ配布とポスター貼りは判別できるようにマーキングの色や形を変えています。
マーキングする地図はセブンイレブンの「住宅地図プリントサービス」で
数百m範囲の地図です。
さらに配布範囲を広げる場合は、その都度、出力します。
https://www.zenrin.co.jp/j-print/index.html
飼い主さんは抜き打ちでチラシ配布とポスター貼りをした場所に出向き
確認できます。
ペット探偵のチラシ配布とポスター貼りの範囲は、脱走場所から
最大で500m先または1キロ先までぐらいですので、
自転車で簡単に確認できます。
⇒ペット探偵の中にはチラシ/ポスターの連絡先名および
連絡先電話番号(0120・・・)は自社宛てがあります。
依頼主の個人情報は一切表に出ませんので
クレーム等はペット探偵が対応処理してくれます。
ペット禁止の飼い主さんにもお勧めです。
※(重要)この場合の注意事項
3日間の捜索で見つからなかった場合でも
目撃情報の電話対応は1年以上数年でも対応してくれるのが一般的です。
ですが、いい加減なペット探偵は怪しいです!
たまに偽名を使って偽目撃情報の電話をしてみてください。
飼い主さんに目撃情報の連絡がなければ、インチキペット探偵です!
まともなペット探偵はチラシ/ポスターの作成&配布に
非常に力を入れており、下記工夫をしています。
・個人宅や個人に配布するチラシはA5(A4の半分)サイズ。
受け取った側が折り曲げる必要がないですし、
大きく邪魔でないので捨てられる心配が少ない。
・室外に貼るポスターはA4サイズで、雨に濡れても大丈夫な
コーティング仕上げまたは撥水タイプの用紙。
⑥日中捜索だけでなく夜間捜索(夜間~深夜~早朝)もしてくれること。
差別ではありませんが、防犯上、女性スタッフでは
深夜捜索(夜中2時や3時)ができませんので
現場捜索は男性スタッフであることを、あらかじめ確認してください。
猫は夜行性および超憶病なので、季節に関係なく、人や車が少ない
夜間(夜間~深夜~早朝)に活発に活動します。
特に日中猛暑の夏は、日中は日陰に隠れて夜間に餌や水を求めて
動き出します。
日中猛暑の夏は日中の熱いアスファルト舗装道を歩くと猫や犬は
足をやけどしますので。
⑦ペット探偵の架空の捜索実績紹介に注意。
各ペット探偵のホームページには過去の無事発見した捜索事例を
紹介していることが多いです。
ただ、中には架空の紹介もあるようですので注意してください。
開業したばかりのペット探偵が、なんでこんなに捜索事例が多い?とか。
⑧自作自演の宣伝用のネット迷子掲示板投稿に注意。
架空の猫の迷子捜索の投稿をして無事見つかった報告で、
⇒ペット探偵の「xxxxxxxx」さんに無事見つけて
いただきました。
と宣伝しているペット探偵がいるようですので注意してください。
本当の場合でも、たいがいの飼い主さんは
固有名詞を記載しないことが多いです。
⑨ペット探偵の口コミ情報について
口コミ情報もサクラがいて正しく評価されていない場合が
ありますので注意してください。
ほぼ正しい評価の口コミ情報は評価の良い/悪いが、
どちらかに偏っています。
非常に良いと非常に悪いが同じぐらいでしたら?です。
一方的に、どちらかに極端に偏っているのも?です。
⇒ペット探偵同士の足の引っ張り合いのフェイクニュースも
投稿されているようですので、なかなか真偽を確かめるのは
難しい状況です。
⇒過去にペット探偵に依頼して見つけられなかったことを根に持ち、
特定のペット探偵の悪口をネットに拡散している飼い主さんもいます。
発見率100%のペット探偵は、この世に存在しません。
口コミ情報でも正しい情報を得ることは困難です。
ご自分で上記の「ペット探偵の選定基準」でしっかりペット探偵を
見極めてください。
事前にペット探偵に電話で確認して、会話は録音することが望ましいです。
言った言わないの裁判ざたになった場合の有力証拠になりますので。
口コミ情報は、あくまで目安です。
それと素人騙しのペット探偵の立派なホームぺージにも
誘惑されないようにしてください。
⑩ペット探偵依頼後の対応について
ペット探偵が捜索中の間は、依頼主の飼い主さんは
ペット探偵の姿が見えないので、本当に捜索してるのか?、
疑心暗鬼になることがあります。
実際に過去において、トラブルになったことがあります。
ペット探偵と依頼主が直接会って会話するのは、
基本的に1日の捜索開始と捜索終了(捜索結果報告)だけで、
捜索中(8時間、休憩時間を入れると9時間)は
ペット探偵の姿が見えません。
電話でのやりとりでは、実際の捜索現場は確認できません。
依頼主の中には、「本当に捜索してるのか?」と疑う方もいます。
こういう場合は、ペット探偵の携帯に電話して、
今、どこを捜索してるのか聞いて、依頼主が出向いて確認してください。
ペット探偵の捜索範囲は脱走場所から500mまでが限界ですので、
依頼主が自転車で、すぐ確認できる距離です。
ペット探偵が「携帯の電源が切れていた」「マナーモードで気がつかなかった」
などの言い訳はさせないようにしてください。
★ある飼い主さんから下記ご意見をいただきました。
「詐欺に合わないためにはGoogleマップの共有機能を使うよう
契約時に言いましょう。
位置情報を共有すれば、どこを探してるか、チラシやポスターを
配ってるか分かりますから。
上手いこと言って拒否する場合は絶対に契約しないことです。」
ペット探偵のチラシ配布やポスター貼りした場所は
抜き打ちでチェックしてみてください。
正規のペット探偵はチラシ配布やポスター貼りした場所を
地図に1点1点マーキングしたメモを依頼主の飼い主さんに
渡してくれます。
チラシ配布やポスター貼りした場所を教えてくれない、
またはごまかすペット探偵がいたら、詐欺まがいのペット探偵です。
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