家族3人で

2022年2月23日(水)

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4月に転勤が決まりました。
実家近くに希望を出していたので、希望通りの職場になりました。

さあ、それに合わせて引っ越しが伴います。
もちろん、タロミケと一緒です。
大切な家族。

しばらく前からペット可物件は、どれだけあるのか、検索はしていましたが、具体的な場所がわかった後からしか実際の検索は出来ません。

探し始めると、みんな同じ状況なのか、苦しいです。

ペット可物件と明記されていても犬だけだったり、犬猫でも1匹だけという限定が多数です。

大手の検索サイトだと、会社の方針だから大家さんへ交渉はできず、一律掲載されている物件はみんなこの条件との事。
ただでさえないのに、サイト全部がそうだなんて、心が折れてしまいそう。

条件にあった物件が出たらメールで知らせるように設定したり、メールを見て即不動産に連絡したり。

ペット可物件が少ない分、早いもの勝ちな状態で場所によっては、10人目のキャンセル待ちになると言われました。

胃がギュッとなって、気持ちが落ち込む。
果たして本当に引っ越しできるのだろうか…

コロナもあって、不動産での相談もあらかじめ電話連絡をしたり、土日祝祭日休みだったりで動ける日に対応していない所も。

今日も休業覚悟で借りたい周辺に向かい、空いていた不動産に駆け込みました。
丁寧に接客してくれたお姉さんは、本来は営業ではないけど、忙しく営業担当が出ているので代わりに話しを聞いてくれました。

もう何度も即答でペット可物件は、ないと言われ続けているので、言いにくいけど、まずそこから伝えます。
やはり、厳しそうです。
なんとかあった二軒の情報を印刷して説明をしてくれましたが、ネットで検索していた古い物件もプリントされており、お話を聞くと、こちらには特記事項があるとの事。
ドキドキ。それは、何が理由で退去されたのか。騒音のためらしいのです。本人？と思ったら、住民の騒音との事．ここに住んだら騒音に悩まされる可能性あり。これは、直接不動産屋さんからだから得られた情報。ネットも便利だけど、やはり、ネットに出せない情報は不動産屋さんと話すしかない。その時点でここも候補から外れました。

内見できないけど、物件の場所まで行くと、スクールゾーンで狭く急な坂で出勤時間帯、子どもに注意が必要だったり、はたまた奇妙な駐車場で毎日何度も切り返しをしなければならないと思うとの日々ストレスです。

中には、前回の住人が早く退去したのだが、理由が人の気配がするとのこと。
別にここで何かあった訳ではないらしいが。

数少ない物件が猫だけの理由ではなく、対象から弾かれていく。

毎日探しに行く時も帰る時もナーバス。
ため息ばかり。

やっと内見しても狭い。
タロミケ、この狭さに耐えられるのかな。
ケージや猫トイレ、その他必要なものを置くと、私はどんな風に住めるのか…

若いうちに家を建てておけば、クリアした事かな。まあ、無理だったけど。

いろいろ気持ちがアップダウン。

仕事中は何もできないので、仕事を1.2時間切り上げてから内見へ。
終わる頃には不動産屋さんも閉まる時間なので、効率よく探せない焦り。

沖縄県は、「一生ウチの子プロジェクト」という野良猫野良犬を増やさない事をテレビ等を使って訴えている。

アパート探しをして思ったけど、こんなプロジェクトをするのなら、保護猫を迎えられる環境を作ればいいのに。

ペット可物件はニーズはあるのに普及しない。なぜか？アパートの大家さんにとってリスクがあるからだ。
例えば、多頭飼育崩壊。
部屋の回復は厳しいし、隣人にも迷惑だ。
だからなのかな、1匹までの条件が多い。

保護猫や犬を飼う場合、適正に飼育できるのか、県が確認した上で大家さんの負担、例えば修繕費や現状回復の費用を半分県が負担するとか。もっとペット可物件が増えるような方策を作るとか。

飼育できる場所が増えたら、絶対もっと野良猫が救われる。
もちろん、飼育に関して飼い主は責任が必要だけど。

引っ越しは誰もが必ずやるものではない。
それだけに今回、いろいろ考える。

不安になる。
なるけど、タロミケに不安を移したくない。

離れるという選択肢はもちろんない。

母は、猫がいるから大変さあと人の気持ちを逆撫でするような事を言う。
何も考えてないから出る言葉だろうけど、ムカついてくる。まるでタロミケが悪いみたいに聞こえてくる。

帰宅してタロミケが迎えてくれて、ごはんをあげてみんなでホットカーペットでくつろぐ。
タロちゃんを撫でながら、みんなでしあわせな場所に移ろうね。大丈夫だよー。って言う。
タロミケに言っているようで実は自分に向かって言っている気がする。

がんばるよ、お母さんは！

きっと、ある！
必ずあるよ。

もう少しだからね。

こんな言葉も私が私を鼓舞している言葉なんだろうな。

さあ、とりあえず、寝よう。
明日は、朝タロちゃんを検査に連れて行きます。

夜9時から絶食。
朝9時から9時半までに連れていかなきゃ。

そんな絶食させた事がない。
タロが食べないなら、ミケもお付き合いさせなきゃ。ミケちゃんは、食べ物への執着が強くて私が起きないと髪の毛をガサガサ掻いたり、耳元で大声出したり許してくれません。

まず、寝なきゃ。
明日もやる事がいっぱいだ。

私の力が抜けて欲しいよ。

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