書くか書かないか迷ったけど。
今の自分の気持ちを残しておこうと思う。
ちゃあくんの左の首のところに
グリグリができた。
右の首にもポツンがあるけれど、
触っても痛がらないし、
しばらく様子を見ても大きくならない。
けど。
左の首のグリグリは、
はじめに気づいた時よりも徐々に大きくなっていって。
小豆大だったのが、今は大豆より大きくなって。
触るとちゃあくんはアグアグする。
…痛くはないみたいだけど、嫌がる感じ。
すぐに受診したかったのだけど、
コロナ騒動があり。
さすがに病院には行けなかった(診察室内は密室だし先生とも距離近いし)…
たったその数週間で大きくなったグリグリ。
解除になってすぐの月曜日に受診しました。
家から駐車場までの間、
普段は静かなちゃあくんが怖がって叫ぶ。
「ぎゃあお~」
車で病院へ向かうまでの間。
いろんなことを考える。
ちゃあくんは16歳と3ヶ月か…
たぶんリンパ腫だろうな。
悪性だったらどうしよう。
手術…する?
抗がん剤治療…する?
ちゃあくんは。
どうするのが幸せなのかな。
先生は穿針による細胞診ではなく、
局部麻酔で腫瘍を取って生体検査に出す。
ただし、それは抗がん剤治療を選択する場合。
抗がん剤治療の選択がないのに、腫瘍切除をする必要はないと。
…リンパ腫は血液のガンだから。
この先生はムダなことはすすめないし。
患者(動物)と家族の気持ちを優先してくれる先生だと私は思っている。
「一応平均寿命は超えてるもんねー。
もし生体検査するんだったら、朝絶食して午前中に連れてきてね」とだけ。
診察料は「今日は再診料だけで~」
ちゃあくん。
私はまだまだずっとちゃあくんに一緒に居てもらいたいと思ってる。
ちゃあくんが大好き。
むぅちゃんの分までずっとずっと長生きしてもらいたいと思ってる。
でも。
もし病気になってしまったら。
それがちゃあくんを苦しめたり辛い思いをさせてしまうなら。
ちゃあくんのことが大好きだから
ちゃあくんのことが大切だから。
今までずっと寄り添い見守り続けてきてくれたから。
私はちゃあくんとお別れしなければならなくなったとしても。
病気とたたかうことを応援することよりも
私はちゃあくんが少しでも苦痛から解放されることを選択しようと思う。

ちゃあくん…
もう少ししたら、私は一人で大の字で寝られる日が来るよ?
そうしたらもっとのんびり寝られるよ?
毎晩一緒に寝てきたじゃない。
これからもちゃあくんの子守り歌の爆音ゴロゴロ、聞かせてよ。
そうじゃないと寝られないよ、私。
ちゃあくん。
リンパ腫でもさ。
悪性じゃなくて良性っていうこともあるんだよね。
私はそう信じたいな。
だってちゃあくん。
今までと変わらず、ごはーんって言うし。
モリモリ食べるし。
おトイレだって行けるもんね。
ちゃあくん、急性膵炎疑惑で「食欲なくなったらすぐに連れてきてくださいねッ即入院ですッ❗」って言われた時も。
全然食欲なくなったりしなくて。
今まで普通に暮らしてこられたし。
…ちゃあくんだから。
ちゃあくんはきっと。
ちゃあくんを信じよう。
いつもの朝

「行ってくるね。ちゃあちゃん、てんてん。いいこで留守番よろしくね」
いつもの毎日が
このままずっと続きますように…
ねぇママ。
違う病院行ったら治してもらえるの?
…どうかな。でもちゃあくんもしかしたら病気じゃないかもしれないのに、病院ばっかり行くことで寿命縮まっちゃうかもしれないよ。怖がりさんだから。
ウチにお金がたくさんあったら?
…お金の問題ではないの。
病院に毎週通うのが大変だから?
…むぅちゃんのときは1日おきでも毎日でも通ったよ。
じゃあ ちゃあくんはかわいくないから?どうでもいい存在だから?
…違うよ。
もし私がちゃあくんの年齢だったら。
望まない治療だし。
私だったら ありのままを受け入れたいと思っているから。
私だったら いつもの場所で
いつものように過ごしたいから。
それだけだよ。
仕方のないことなんだよ。
生まれてきたということは
いつかは死ななくてはならないってこと。
猫は。
ヒトよりも(基本的には)寿命が短いから
出会ったということは
必ずお別れしなければならない日がくるということ。
ちゃあくん。
こむすびたちがスキー教室行ってお土産買ってきたよ。

こんなに猫好きになったのは。
お腹にいた頃、赤ちゃんの頃からずっとそばに居てくれた ちゃあくんとむぅちゃんのおかげだよ。
この二人が大人になるまで、とは言わないけど。
「あー、もう制服の上で寝ちゃダメだってば💦」の会話の中に。
ちゃあくんの姿があって欲しいなぁ…
欲張りかな、私。
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