ネコジルシの方々から、そして我が家の事を知る方にも話を聞いていただいたりして。
私は侵襲的治療を望まない、命の時間ではなくQOLを最優先させたい
のだけれども。
やはりソレが悪性なのか良性なのかぐらいはわかった上で考えた方がいいのではないか、と。
あのまま何もせずに。
自分の考え方だから!というのは
なんだか逃げてるだけのようにも感じて。
それでもウダウダ。
いつ行くか…
様子見るっていつまで?
このままもっと大きくなってからじゃ遅いでしょう?って。
ドクターショッピング、なんて言葉もありますが。
どうしても診察や診断に不安を感じる場合はセカンドオピニオンは必要だとは思うけれど。
自分の納得のいくような結論に導くために 本人(にゃん)に負担をかけてまで何度も検査したり、遠くまで通院したりすることは 結果的に良いことではないし、
逆に手遅れになることもあるのだと。
私は母の病院探しで母のレントゲンや検査データを持って10ヵ所以上大学病院や私立病院へ相談に行った経験から学びました…
幸い今のかかりつけの先生のことも信用できるし、私は好きな先生。
ただ。
先生は こむすびたちと同じ年頃のお子さんもいらして、
おむすび家がそんなに裕福でないことも知っているし、
むぅちゃんの時に対処療法を選んだこともわかっている。
だからもしかして、ああいう風におっしゃったのかな?と気にはなっていました。(サバサバした方なのでたぶん気のせい)
昨日こむすびたちは満足するまで遊べたから、今日はお留守番よろしくね!と。
知人からの紹介の病院へ朝イチ電話をして行くことにしました。
「おぉ兄、いちばん大きい洗濯ネット持ってきてー」
「はーぃ」

「ママ、ちゃあくん でっかすぎて入りきらないかも💦」
「えー。ダイジョブよ、ねこって伸び縮みする生き物だから」とワケわからない返事。
んー、ちゃあくん。

ちゃあ…しゅうだね、これ。
ほら3分クッキングの時間だわ~(笑)
『今日はネットで作る、簡単チャーシューの作り方です』だな。
なんて。
もし悪性ってハッキリ言われたらどうしようっていう不安な気持ちを振り払うように笑顔で行ってきますをしました。
ちゃあくんはやっぱり怖がってブルブル。ごめんね、ちゃあくん。
教えていただいた病院は、譲渡会開催のために場所を提供してくださったり。
保護猫ボラの知り合いも知っていたり。
先日保護した外ねこちゃんも診察していただいたりしている病院。
駐車場も広くて、院内も明るくて。

(ちゃあくん検査の間、一人での時間をもて余してつい撮った写真。無許可だからホントはダメかも💦)
猫と犬のスペースは一応分けられていて、いい感じ(^^)
問診票もね、『飼い主さん』『患畜さん』じゃなくて、『ご家族さま』『動物さん』ってなっていて。
わぁ~⤴️って感じました。←語彙力!
担当の先生は自己紹介と挨拶をはじめにしてくださって。
ちゃんと目をみて話をしっかり聞いてくださいました。…いままでの経緯と、受診理由も。
その上で、穿針での細胞診(穿刺吸引細胞診)をしてみましょうということになり。
ちゃあくんを診察台に乗せたら
「わぁ立派なねこちゃんですね~、年齢のわりにお顔も若い!」と誉めていただきました。
よかったね、ちゃあくん。
そのあと、ちゃあくんは検査の為にバックヤードへ。
検体がとれたらちゃあくんは戻ってきましたが、ちゃあくん恐怖でカチカチ。
…検査の結果説明までの待ち時間がとても長く感じました💧
「結論から言うと、良性なのか悪性なのかわかりませんでした」

ちゃあくんのグリグリの中身は、染色する前から黒い液体で。(粘度はないものらしい)
細胞らしきもの(?)は見当たらず。
…なんか。イカスミみたいですねぇと思わず。
先生も「そうなんですよ、質感もちょうどイカスミみたいな感じで。でも全て吸い出すということはできませんでした」と。
グリグリができている場所は皮下で。
今後多少大きくなったとしても、筋肉などに固着しているわけではないので
よほど大きくならなければ食事にも嚥下にも支障はでないのではないか、とのこと。
もう少し太い針のようなものでする細胞診(針生検)もあるけれど、今回のようにハッキリしないことの可能性も高いので。
良性か悪性かを見極めたいのであれば、
手術をして腫瘍を取り除いて組織を採取しての組織検査、になりますと。
ただボクだったら…と先生はハッキリとは言わなかったけど。
私が もし手術をするとしたら 予算はどのくらいですかね?と聞いてはじめて見積りを計算しはじめたくらいだったので。
たぶん手術はすすめない、という意味だったのだろうと思う。
大きくなってからやっぱり手術ってなったら?と聞くと、
身体全体の健康状態によっても手術可能かどうか決まりますね、と。
腫瘍摘出、再建だと。
ざっくり多めに見積もって8万円程度。
術前検査も含めると10万円でおつりがくるかも、な感じだそう。
入院は必要なくて、朝イチ預けて夕方のお迎えで可能と。
丁寧に説明してくださいました。
今回の病院代は検査もしたのでちょっとお財布の中身が足りるかな💦と思っていたのですが想像していたよりお安くて。
…足りたので。
留守番していたはずの こむすびたちはまたおむ爺のところで桃鉄で旅に出ているとの報告が入ってきていたので、
テイクアウトの牛丼をおむ爺のところに届けられました。
病院からの帰り道。
良性か悪性か。
というか。
手術するかしないか、なのかー。
いつもの先生は無駄なことはしないし言わないからね。
結局はセカンドオピニオンでもほぼ同じだったね。
ねぇちゃあくん、どうするー?
と助手席のちゃあくんに聞いたら。
「ボクはじゅうまんえんぶん、おいしいものを毎日食べた方がいい」と言っている気がして。
そういえば。
昔、高校時代はるばる横浜からサマーランドまで行き。
絶叫ジェットコースターに乗って
「なんでこんな遠いところまで時間かけて来て、お金払ってまでこんな怖い思いさせられなきゃなんないのよ💢」とぶちギレ。
当時の彼氏を困らせたことあったなーと思い出しました…あの時は悪いことしたな💧
ちゃあくん。
じゅうまんえんぶん、の ちゅーるはさすがにないかもだけど。
ウチは兄弟平等、同じことをしてあげるって決めてるからさ。
むぅちゃんも一緒にキャンプ行ったのね。
ちゃあくんも元気な時に一緒にどっか行か…

「…にゃいよ!ボクはこのテントで満足してるから。いいにゃ。
ボクはオウチが好きにゃの」
あら残念💧
ペット同伴で泊まれるコテージとかどうよ?
「ボクはばぁばんち行っても納戸に引き籠るってわすれちゃったの?」
そうだったね。納戸のタンスからお尻出てたわ!
もしかすると。
あの黒い液体状のものは、
不平不満とかストレスを溜め込んだ『どす黒いモノ』なのかもしれなくて。
ちゃあくんが快適に過ごせれば自然消滅してくれたりして…
だといいな。
そのために。
これからも今までどおり、今まで以上に
ちゃあくんのこと大事にするからね。
ちゃあくん、ずっと大好きだからね!
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