
3月22日23時25分
ピーポーが旅立ってしまった。
ぼく(シバ)がその知らせを聞いたのは会社から自宅へ向かう電車の中だった。
自然と涙が出た。
最寄駅に着き、きりっと冷えた夜道を一人歩きながら、そのときのありのままの気持ちを携帯に打ち込んだのが、以下の文章だ(ほぼ原文)

ピーポー「オイラ、ふだんはこんな顔なんだぜ!あ、そうそう、もうそろそろ行かなくちゃならないんだ」
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ピーポーが旅立ってしまった
何の冗談だよ、ピーポー、泣いちゃうじゃないか
怖がりのキミだから、仲良しのパンの声が聞こえたらきっと安心するって、見舞いに行ってくださる誰かに託してパンの鳴き声を(シェルターのお世話グループLINEに)送ってから僅か8分後のことだった
先生が心臓マッサージをしてくださっていたから、きっと間に合ったと思う
最期はやっぱりパン君の声だよな、ピーポー
ピーポーパンの絆は何よりも深いんだから
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ピーポー&パン「へへへ、ピーポーパンの絆は宇宙一!!」
知らない場所で怖かったと思う。
苦しかったと思う。
無念だったと思う。
もしそこに救いがあるとすれば、
最期の瞬間に大好きなパン君の声に包まれていたということだ。
パン君との楽しい思い出が蘇ったということだ。
つまり、孤独ではなかったということだ。
それは全てぼくの想像に過ぎないのはわかっているんだけどさ、それでも。
ピーポー、いつかまた会おうな。
シバより

ピーポー「みんな、今までありがとう!シャー(またね)!」
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