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(このピーポーのイラストを描いてくれた、お世話ボラさんからの手紙です)
ピーポーへ
あなたにはいくつか謝らないといけないことがあります。
昨年の年末あたりに、どのくらい許されるのか知りたくなり、少し強引に接触しました。
あなたがブルブル体を震わせて怖がったのを見て、もっともっと慎重に距離を縮めなくてはいけないのだとわかりました。
そして、お世話に入るたびに人間が怖いあなたに、話しかけてしまったことも……
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あなたに初めて会ったとき、胸の高鳴りを感じました。
そしてその反対に、お外で生活していた時、どんなに怖い目に逢っていたんだろう?
と考え、申し訳なく感じ涙が出ました。
たとえ、あなたがお母さんの教えを守って、人間を警戒していたのだとしても、それ以上に人間が怖いと感じる出来事が、少なからず今のあなたに影響していると感じました。
人間代表として、怖い思いさせてしまってごめんね。
人間のエゴだと思うのだけど、怖くない人もいるって知って欲しいと思っていました。
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あなたの心がほんの少しでも溶けるなら、あなたの爪や牙で自分が傷ついてもいいから、何でもしてあげたいと思いました。
でも結局、最後まで人間は怖い存在でしたね。
怖い思いをさせて本当にごめんなさい。
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そして、一番心残りなのは、あなたがずっとのお家で生活できなかったこと。
あなたの譲渡を希望され、準備も進めていた、ベテランボラさんは本当に心の綺麗な優しい方です。
入れ替わり立ち代わり、いろいろな人がお世話に入るシェルターより、絶対落ち着いて幸せをつかんでくれるんだと、お話を聞いたとき嬉しくて涙が出るほどでした。
私自身、猫を飼える環境でないのですが、ピーポーを譲渡してもらえないか、何度も何度も考えていました。
ただ、ガサツな我が家、繊細なピーポーにとってそれがいいのか、ずっと考えていました。
だからこそ、本当にベテランボラさんのお家にお迎えいただくことになったと聞いたとき、絶対ピーポーは幸せになれると感じました。
本当によかったと。
TwitterやInstagramで嬉しい報告できるなって、心が躍りました。
でもその後ほどなくして、あなたはあっという間に虹の橋を渡ってしまった。
最後のお別れは、シャーなしの鼻ツンさせてくれましたね。
本当はそれは相当具合が悪かったからなのですね。
そこも気づいてあげれなかった。
猫だけでなく、何度もお別れを経験していますが、何度経験しても辛い。
何度経験しても、後悔が残ります。
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今は、怖い気持ちや、痛い、だるい、あなたを苦しめていたし全ての荷物がなくなっていますように。
生きていて楽しかったことだけ思い出せますように。
そのうち私もそちらに行くので、どうかその時は嫌がらず一緒にお昼寝なんかしてくれるといいな。
本当にありがとうピーポー。
私のかわいいピーポー。
まだ心の整理がついてないですが、いつか笑いあえるそんな日が来ますように。
愛していたよ。
たぶんこれからもずっと愛しているよ。
また会える日を楽しみにしています。
またね。きっとだよ。
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