捕獲器に入ってたのはクロたんでは無く体の大きなハチでした。

前半は、リビングにケージを置いていましたが、ハチの不安鳴き、しろうの威嚇と家族全員ストレスフルな日を送って居ました。
後半、旦那に相談して、お互いの居場所を作るため、2階の空き部屋に移動しました。
12/24の去勢を期にケージのドアを解放しました。
1月。2ヶ月目。
ハチ部屋での生活も慣れてきて、リラックスする姿も見られるようになりました。
私は、できるだけ心の距離が出来ないように、お昼は1、2時間時間を作ってお部屋で一緒に過ごしてました。

回転本棚を設置した所、よくそこで私を観察してました。
2月。3ヶ月目。
いつものように、昼にハチ部屋でまったりしてると、目の前にやってきました。
徐々に心の距離が縮まってきてるのを実感出来てようやく安堵したのを覚えてます。

3月。4ヶ月目。
旦那から「長座布団で寝てるよ」とよく耳にしてましたが、私は見たことがありませんでした。お昼に私が長座布団で寝てるのでハチはキャットタワーで寝てたんですよね。
(1度だけ旦那にドアの隙間から盗撮して貰ったのをら見て「ホントだ!」と笑)
私が使ってる長座布団をハチも使ってたって何だか嬉しさを覚えました。

日を追うごとに、ドアの前で声をかけても直ぐにキャットタワーに避難しなくなり、とうとう、私が部屋に入っても少し離れただけで長座布団から動かなかった日が来ました。
でも、近づくと怖がるし、でもトイレ掃除したいしどうしようと、距離の近さを嬉しく思いながらも、この日はこのまま30分位困ってました
3月某日。
長旅をして新しいおうちでトライアルをスタートしました。
私も旦那も「ここがハチの家だったんだね」と帰りの車中で何度も言い合ってました。

最後にキラキラとした綺麗な目で私をしっかりと見据え
お別れを言おうとする私に
「にゃん」
と言いました。
それから、そっぽを向いてしまい
何を話しかけてもこちらを向いてくれません。
でも、ケージに無理やりスマホを突っ込んで撮ったこの写真がとても印象的で
目がとても綺麗で
穏やかで
なんか切なそうで
何か言いたげで…
「おれはもう大丈夫だから行け」
と言ってるのかも。
なんて解釈したりしました。
里親さんはよく写真を送ってくれて、様子を教えてくれました。
ケージの中でなら、家族全員触れるそうですよ!
特に息子さんは早いうちからわしゃわしゃ触ることの出来た特殊能力の持ち主!!
そして、先住猫の姉妹ちゃん達は
少しずつ距離を縮めてくれてるみたいです
良かったね〜!ハチ、猫大好きだもんね!!
里親さんちで自由に過ごしてるハチを見て、寂しさが少しずつ昇華されて行きました。
今は涙は出ません。
ひたすら幸福を感じてます。
ハチに幸あれ!!
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