ワタシはマーベル、アメショの女の子。
親父さま、ことあるごとに「うちに来てくれてありがとう。うちに来て良かったかい? 幸せかい?」って聞くのよ。
それはねぇ、上を見ればキリがないわ。
でも、今のワタシは幸せなのよ。

ワタシだって親父さまに聞きたいわ。
「ワタシがこのおうち来て、親父さまは幸せなの? ワタシで良かったのかしら?」

クロモスさまといつもお話ししているのよ。
親父さまがワタシたちと暮らして幸せなら、ワタシたちは幸せなの。
だって、ワタシたちはそのために派遣されて来たんだから。

おはよう、なのさ。
ボクはクロモス、アメショの男の子。
親父さんが幸せならボクたちは幸せなんだよ。
ボクたちが幸せなら親父さんも幸せでしょ?
これはね、幸せの無限ループなのさ。
そう、上昇のスパイラルだよ。

これってさ、お互いさまなのさ。
どちらかだけが幸せなんてないよ。
親父さんが不幸せならボクたちも悲しいし、ボクたちが不幸せなら親父さんも悲しいでしょ。

親父さんが幸せって言うことはさ。。。 それは、幸せなボクたちを見ているからなのさ。
なのよ。
しあわせを
ネコに教わり
教えられ
松尾無精 俳
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