2012年に捕獲してからの避妊手術、避妊手術の病院がヤブ医者だったためお腹の中に膿が広がり(抜糸の時もあんた押さえていてと私に言われ、取り残しの針金だらけ)別の病院で2ヶ月後お腹を10センチ以上切る再手術、そして今回顔と脇腹の腫瘍摘出手術を頑張ってきました。


怖かったし、痛かったと思いますが、プリンはとてもお利口にしていたと褒めてもらいました。家に帰って真っ先にトイレ。そして、頑張ったご褒美にプリンの大好きなチャオ 焼かつお。いつもはルカと半分ですが、今日は特別に1匹全部。ガツガツ食べてくれました。
まだ、病理検査の結果も出ていないし、痛々しい姿でホッとはできませんが、無事に元気に帰ってきてくれてほんとうに安心しました。
ただ…手術後のプリンを見たルカの様子がおかしくなり、シャーシャー怒って、低姿勢になって近寄らないだけでなく昨日の夕方から全くご飯を食べません。食べないだけでなく吐いています。自分が手術した際は、麻酔でうまく動けないのに這って餌を食べに行ったぐらい食べることが大好きなのに、ずっとロフトに隠れて出てきません。降りてきたと思ったら、動けないプリンに本気で手を出そうとしたので、普段ルカには激甘な母ちゃんですが、さすがに怒りました。

夏も冬も、ガンの手術したすぐ後も、ずっと私と一緒に寝ているのに初めて来てくれませんでした。ロフトに水とルカの大好きな餌を持って行きましたが、全く食べる気配もなく。無理矢理下に降ろしたらこの様です。

病院に電話相談したら、明日まで食べなければ点滴に連れて来てくださいと言われました。プリンよりこちらが心配です。

食べることはとても大切です。猫ではなく人間の話ですが、3年前、父が間質性肺炎急性増悪を起こしました。この病気は急性増悪を起こすと5割以上は退院出来ずに亡くなり、2、3割は一生酸素ボンベと共に生活し、元気に帰れるのは1割だそうです。酸素マスクでもダメ、リザーバーマスクでもダメ。ネーザルハイフローという1分間に酸素を60ℓも入れられる機械を着けてもらいましたが、肺の状態が非常に悪く、いつ急変してもおかしくないので延命治療(人工呼吸器)をするか決めてくださいと言われました。苦しがっている父を見て、これ以上苦しみを長引かせたくないと家族で話し合って延命治療は断りました。
…それでも父は諦めずに、咳き込みながら長時間かけて毎回ご飯を完食し、先生もびっくり。先生から、こんな状態で食べれることが唯一の救い、食べれない人はもうとっくにダメになっていると言われました。2、3割に入る可能性すらまずないと言われていたのに、退院でき、数ヶ月で酸素ボンベも必要なくなりました。
食べることは生きること。人間でも猫でも食べれない時、食べたくない時に無理に食べさせることはできないけど、ほんの少しでもいい。少しでも食べて少しでも体力が戻りますように。
頑張れプリン!頑張れルカ!そして、ネコジ日記にある、今まさに病気と闘っている猫仲間たち!
請求書見て少し気が遠くなりました…母ちゃんも頑張らなきゃ‼︎
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