昨日ふとネコジのことを思い出し、4年ぶりにインしました。
ユーリはまもなく13歳。
持病の大腸炎と上手く付き合いながら、毎日元気に過ごしています。

さて昨年の7月末、大阪から熊本へ引越しました。
猫さん連れで遠方へ引越された方々の体験談がとても参考になったので、私も記録として残したいと思います。
パパの仕事の都合なので仕方がないとはいえ、ユーリがとてもビビりな性格でストレスに弱く、年齢もシニアであることを考えると、遠方への移動や転居による環境の変化がどれだけの負担になるか…考えただけで胃がキリキリ……。
少しでも負担を減らせるよう「ユーリファースト」を掲げた引越し計画を立てました。
大事にしたのは、ユーリへの状況説明。
猫さんって賢いから人間の言うことをちゃんと理解してると思うんですよ、歳を重ねた子なら尚更。
なので「今度遠くに引越すからバタバタしちゃうけどごめんね。ユーリもしんどいだろうけど何とか乗り切ってほしい。ママが守るから大丈夫だよ。」と繰り返し伝えました。
(実際に私の思いはしっかりと伝わっていて、引越し当日は驚くほど落ち着いていました。)
太陽の塔ともお別れ…

この頃の大阪はまだコロナ感染者が多く状況が緊迫していたので、まず私達が感染しないよう対策を徹底しました。
そして、引越し当日の7/31は猛暑日予想。
少しでも暑さを避けるため、荷物の搬出作業はパパにお任せして、私とユーリは早朝始発の新幹線で移動することにしました。
移動手段は、自宅→タクシー→在来線→新幹線→車→新居。所要時間は4時間半。
ちなみに車で移動することも考えましたが、所要時間が10時間超であることと一年で一番暑い時期ということもあり、ユーリの負担が大きいと思い断念しました。
車は引越し数日前に私がカーフェリーで熊本へ運び、新居の掃除をしたらすぐに車で熊本駅へ向かい、新幹線で大阪へトンボ帰り。
新居のうち一部屋はユーリ専用にして荷物は搬入しないことにし、脱走防止のため、搬入日当日はドアに「猫がいるので開けないで下さい」と張り紙をしました。
それでも万が一ドアを開けられてしまった場合を想定し、部屋の中に大きなソフトケージを設置しました。囲いがあった方が落ち着くだろうな、とも思ったので。
新居へ迎え入れる準備は完了。
あとはユーリが頑張って乗り切ってくれることを祈るばかり。ああ、胃が痛い…。
そして、引越し当日。
不安で一睡も出来ないまま夜が明け、早朝5時過ぎにユーリを連れて出発しました。
普段はキャリーバッグに入れようとすると大暴れするのに、この日はすんなりとイン。
新幹線ではキャリーバッグを膝の上に置いてユーリの様子を見ていたのですが、ビビりとは思えないリラックスした表情!
終始怖がって固まっているだろうなという母の予想を裏切り、寛いだ様子で窓の外を眺めたり、出入りする乗客の動きを目で追ったりしていました。
引越し前に「大丈夫だからね!」と繰り返し伝えておいたことが精神の安定に繋がったのだと母は思っています(*´ω`*)
無事に熊本駅へ到着しマイカーに乗り換えホッとしたものの、まだ朝9時なのに…むちゃくちゃ暑い!蒸し暑い!!
新幹線内では落ち着いていたユーリが、暑すぎてゼーゼー言ってる!!(涙)
車のエアコンを全開にし、スポイトで水を飲ませ、ハンディ扇風機で風を送り、保冷剤でユーリの首元を冷やしつつ「もうちょっとで着くよ!頑張って!!」と声を掛けながら、大急ぎで新居へ向かいました…。
やっと新居到着!疲労困憊!
用意していたソフトケージに入ってもらいました。ちょっと緊張気味だけど落ち着いた様子。

その後ちゅーるを完食し、水も飲んでくれて、心の底からホッとしました…。

知らないところに連れてこられて数日は引きこもってしまうだろうと思いきや、なんと到着1時間後にはケージから出て探検を始めました。
猫生初の階段。
楽しそうに何度も登り降りしてました笑

パパは荷物の搬出作業と部屋の返却を無事に終え、夜遅くに新居へ到着。
遠方ゆえ荷物の搬入は翌日の午前中になってしまうため、夜はキャンプ用のエアーマットを敷いて寝ました。災害時用に買っておいたものが役に立って良かった!
ユーリはビビりで神経質で気難しい性格だと思っていたけれど、案外度胸があって順応性も高い子なんだな〜と感心しきりの一日でした。
無事に長旅を乗り切ってくれてありがとう!
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