ぼやきじゃないですが、自分の人生は今までものすごく刹那的で、地に足をつけないフワフワとした、どうしようもないクソみたいな人生でした。
楽しい思い出もたくさんある、といいたいところですが、残念ながら過去を振り返らなさ過ぎて、思い出もそんなに残っていません。
記憶っていうのは、思い返してこそ、記憶に残るもののようです。
そんな、何の積み重ねもない、他人とのかかわりも少ない私の薄っぺらな人生が激変したのが、テオナナとの共同生活の開始でした。
あいつらときたら、うんちはなかなか出さないで不安にさせてくるし、エリザベスカラーから抜け出そうとして暴れたりして困らせるし、こんなに感情の起伏が発生したのは久しぶり、いやもしかしたら初めてってくらいの出来事だったのかもしれません。
少々大げさかもしれませんが、結構本当にそんなくらいの人生の転機が、テオナナとの生活の開始でした。
そして今年に入り、今までここでは一度も話に出していませんでしたが、実は4月に実弟に不幸があり、私はさらに深く人生の転機を迎えることになりました。
弟の不幸は不慮の事故等ではなく、自ら選んだ末のゴールを迎えた形でした。(遠まわしな言い方で大変申し訳ない)
とはいえ、ギリギリまで一生懸命生き抜いた末のゴールであったと、そう私は理解しているつもりですが、それを踏まえてなお、最後の姿はみじめであったといわざるを得ません。
それは、私に、弟の分まで楽しい人生を送ろうと思わせるに十分なものでした。
今、私は存分に人生を楽しんでいます。
ジムに通い、禁煙をし、ときには仕事においてクレーム対応などに追われつつも、家に帰ればテオナナがいて、これからもずっとそういう生活をしていくと思うと、涙が出るほど幸せな人生です。
弟よ、申し訳ない。
申し訳ないが、人生に絶望しか見出せなかったお前の分まで、今人生を満喫している。
せめて天国から、おれの幸せをおまえも感じて一緒に楽しんで欲しいと心から思う。
おれはアホなので、お盆になったらお花を用意するって知識すら持ち合わせてなかった。
でも会社の同僚がお花をくれました。
心より冥福を祈る。

そして君たちには今後もよろしくといいたい。

変なポーズで寝るのもいいでしょう。

湿っぽくてすみませんでした!!!
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