タイトルの「1000円」。何のことかと申しますと、
先日の早朝、“あの子”を探しに出かけた時に、
“あの子”を見た場所から近いところで拾ったのです。
裸のままの千円札を。
出勤前に駅前の交番に届けました。
最初はお巡りさん2人しかいなかったのに、
拾った経緯で探している“あの子”のことを話し始めたら、
わらわらと3人のお巡りさんが出てきました。
こんな狭いところに5人もいたんかい! と、びっくり。
(人馴れしていない私には酷な状況です)
今度は“あの子”について「見つけたらどうするのか」を訊かれたので、
「まず病院へ連れて行き、その後に所有者の有無を確認します。
所有者がいないもしくは所有者が所有権を放棄した場合は、
私が面倒を見る…であります(だんだん声が小さくなっている)」
と、シドロモドロに舌を噛みながら答えたわけですが、
何わけのわからん事を言ってるんだろうと、今更ながらに思いました。
(お巡りさんたちは威圧感たっぷりにうんうんと頷きながら聞いてるし)
実に恥ずかしいです。
だいたい、お猫様に対して所有者だの所有権だの、
私はなんて失礼な事を言ってるのよ。
年配のお巡りさんが、
「“そんな子”がいたら放っとけないよね。うちにも猫がいるからね~」と。
「ああ…お巡りさんなんて良い人」と思うと同時に、
“そんな子”をすぐに保護しなかった罪悪の気持ちで一杯になりました。
1000円って、私が1時間以上働かないと得られない金額です。
私は最低自給で働いております。
1000円くらいと思わないで名乗り出て欲しいです。
持ち主が見つかった場合、謝礼も連絡も不要という選択をしております。
ですが、見つからなかった場合、ちゃっかり受け取る選択をしました。

よく会える三毛さんは、誰かにご飯をもらっていました。
お読みくださいましてありがとうございます。
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