新兵（子猫形態）収容完了

2009年9月11日(金) 719 / 6

{2}{1}先日友軍諜報部より新兵候補（子猫形態）収容依頼があったが、都合により平成21年9月9日収容に成功した。
ほか3匹に関しては他収容先を現在調整中であるがほぼ内定済みとの事。

子猫の重量は480ｇ、行動や容姿などから生後5週目程度と思われる。
攻撃アイテムの牙は揃っており、回収先より運搬中に我が軍指揮官の指を強く噛んだ事により捕食時にかなりの攻撃力を持つことを確認した。
また、我が軍主食レーションが｢カリカリ」であるが、特別食の「高濃縮液体栄養食」を投与する必要が無いと判断する。

苛酷な生活環境に身を置いていたと思われる異臭を発していたがまずは食事を提供。
食事内容は「高濃縮液体栄養食」と主食レーション｢カリカリ」を二人前程度を完食。お代わりを依頼されるが「身体の為に…」とやんわり断る。

個室での数時間の静養を命じ、その後当部隊内の散策を一部許可。
その後最高司令官との謁見後体調確認後入浴を促す。
人生初めてになるであろう入浴に指揮官自ら新兵の背中を流してあげ、身体が綺麗になったので就寝を許可する。

環境の違いによる生活のリズムが違う為か、過去のトラウマか、何度かうなされ飛び起きたりしたため、隊内のセキュリティーアラームが何度と無くレベル5の非常呼集を受け翌日は隊内の士気は下がったが新兵の為に仕方が無いと指揮官会議で懲罰を科さないことに決定。今後もこの決定に準じることとする。

懸案であった排尿・排便を翌朝、用便器へ連れて行った時点で用便をし、衛生係を安堵させた。

翌日は最高司令官と部隊内に残り静養を続けていたが、その間数組の来客の挨拶をこなし、夕方身体検査と健康チェックの為、部隊外病院にて診察を受け「点眼剤」「寄生虫駆除剤」をいただき帰隊。
数時間の自由時間後就寝する。
昨日より安心して就寝していた様で隊内セキュリティーレベルを3に引き下げた。

慌ただしい二日間であったが、新兵として採用を決定し、呼称（コードネーム）を「まめ大福」とし、階級を二等兵とした。
司令部では全てを承認し今後の活動を期待する。

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