上の娘ねーたんが来てから14年となりました。
この子は、当時の職場近くのアパートのベランダで産まれました。

下段にいるのが野良時代のねーたん
お母さん猫は、ミーちゃんと呼ばれていて、アパートの住人の誰かしらが可愛がっていると聞きました。
ミーちゃんの元の飼い主は、ミーちゃんを置いて引っ越してしまいました。
アパートの人の話では、ミーちゃんは毎年子供を産むけど、育てられなくて子猫は産まれたらすぐに死んでしまうということでした。
ある日、ミーちゃんが子供たちを連れているのを見つけました。
とってもかわいい茶虎のお兄ちゃんと美人の三毛ちゃん。
この先、どうなるのだろうと心配になりました。それなりに交通量が多い場所で事故も心配。
そのアパートで飼われているアビシニアンのアビちゃんが、事故で足に怪我をしたばかりでした。
数日間、お昼休憩中にミーちゃんたち家族に会いに行きました。
ミーちゃんにご飯をあげている人に会うことができて、この子たちが気になるという話をしました。
「ボランティアさん? 連れてってもらえるなら連れてってもらいたいのよ」
…当時ウチは物凄く貧しくて、自分たちの生活もままならない状態でした。
その場で、「ひとりなら…」と。
じゃあ、誰を? すぐに決めないとならないような流れになってしまいました。
そしてウチに来たのが、ねーたんです。
ミーちゃんと茶虎のお兄ちゃんは、その方がなるべく室内で面倒を見ると言っておりました。
その後、勤め先が廃業することになり、そのアパートの近くを通ることはなくなりました。

ウチに来て3日後のねーたん
今思えば、よく初めて会った人に託せたものだと思いました。
名前や勤め先と連絡先をお伝えして、後にご連絡をいただきました内容的に、心配してくださっていたようです。
その後、病院に連れて行って、診察内容などを報告を兼ね、お礼の手紙をご自宅ポストに入れました。
ねーたんを選択した時、「この子はわがままできかない子よ」と言われましたが、本当にわがままでした。

子猫時代はよく仰向けで寝ていました
夫はねーたんに即メロメロです。
彼奴(←語感がキャッツみたいでこれなら愛せそう💧)はねーたんを、わがまま三昧ぜいたく三昧にするため、よく働くようになりました(自営です)。
そして、3年後にちーたんを迎えることが出来ました。
長々とお読みくださいましてありがとうございました。
↓近くで咲いていたお花

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