TNRのお手伝いで、近所の方の世話している外猫の「避妊」手術のため、その猫の預かりに待ち合わせ。
預かって、病院に連れていき、またお返しするのが私のタスクだ。
何度かやってることなので、
特に何の感慨もない。
今回は1にんとのことで、手術も早く終わるだろう、程度のもの。

ところが勝手が違った。
手渡されたキャリーバッグの中にいたのは、
茶トラ、ロングヘアーの見目麗しい美猫だったから。
おぉ、擬人化すると縦巻きロールなやつである(笑)
写真を撮って、早速妻にラインすると、
すこぶる反応がいい。
病院の先生にも「こりゃ里親さん見つかりやすいでしょうね」と
そそのかされ、結局リリースはやめて里親様募集することにした。
ちなみに
「女子」と言われて預かり、
私自身もそう信じてたのだけれど、
病院に行くと「男子」であることが判明(笑)
まぁ、分からなくもない。
超絶おっとりしているのだ。ほぼ動かないレベル。
(※いちおう元気である)
ロングヘアー自体、私たちの地域では珍しいうえ、
人気の高い茶トラである。
妻がSNSに上げると、すでに手を挙げる方も現れたよう。
私の身近にいるロングヘアーというと、
レプン姐さんである。
もっとも彼女は、ミドルヘアーくらいの中途半端な毛長なのだが。

この茶トラが生後4~5か月程度と、
それと同じ時期の姐さんは、こんな感じ↑だった。
久々に引っ張り出してきたが、このやさぐれ感がたまらない。
写真に悪意はない。これが現実である(笑)
こんな姐さんを最初は「不細工」だなぁと思ってた私だが、
1週間ほどで、可愛くてたまらなくなり、
それから9年経った現在では、前世からの因縁を信じるほどだ。
まさしく「幾星霜の時を超え…」である。
だから姐さんは、いつまでも掛け替えのない「最強」の存在なのだ。
どんな猫族にも魅力はあるけど、
ヴィジュアルで得をする事案は、ニンゲン同様。
特に「里親募集」などは、共感を醸成するための時間経過が限られている。
だから瞬間的に「カワイイ」と思われる子は、
引く手あまたという点では得だろう。
もちろん同じ理由で損することもあるけれど。
さて、件の茶トラ君。
無事にシアワセをつかんでくれますように。
ゆっくりゆっくり待ちますか。
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