知り合いの知り合いのそのまた知り合いの身寄りのない男性が末期の癌で危篤状態。
溺愛している飼い猫がいっぴき。
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その男性は家族に恵まれず、小さな頃から親戚や施設などたらい回しにされていて大変苦労して生きてきたようです。
癌ということがわかり、それからは猫の行く末を心配して入院もせず、働きながら抗がん剤を使っていたようです。
いろいろな動物愛護団体にも相談をしていたようですが、引き受けるのにかなりの金額がかかると言われたりして無理だったようです。
癌の治療費で金銭的にカツカツ…
仕事も休職し、生活保護の申請をしていたそうで。頼れる身内もなし。
とうとう、先週の土曜日に自宅で倒れてそのまま意識を失い危篤に。
倒れる直前まで猫のことを心配していたようです。
その話をきいて、気になったので飼い主さんの知り合いでお世話をしているという高齢の方に合い、アパートに残されている猫を見てきました。
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今季で一番寒い日です。ロシア並みの寒波。
部屋にはこたつがありその中にいました。
倒れてから帰ってこない飼い主さんを待って待って待って…
飼い主さんの思い。残された猫。
寄り添って頑張って生きてきた
ひとりといっぴき。
苦労して生きてきた飼い主さんが安心できるよう、この猫は絶対に幸せにします。
と思いました。
その後、
飼い主さんがいる病院へ行きました。
面識はありませんが、私が猫を幸せにしますから、安心してくださいね、と伝えたかったから。
病室へはいると、飼い主さんが意識なく、危篤状態でしたが、
「猫は絶対に幸せにしますから、安心してください!」と何度も話しかけました。
その後、とりあえず家に帰り、預かりボランティアさんを探していました。
飼い主さんのお世話をしている方から、
「あなたが病室を出てから間もなく、涙を流しながら亡くなりました」
と連絡がありました。
猫のこと安心してくれたならいいのですが…
猫はまだアパートでひとり。
いろいろ事情があるので、週末に保護する予定です。
猫の詳細は
メスで名前はチャメ
ということしかわからずです。
検査後、こちらで、ずーっとのお家を探します。
皆様、どうぞ宜しくお願いします☆
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