苦い思い出

2023年2月4日(土) 256 / 2

ある日仕事から帰宅するとチョロのお迎えがない…
電気を点けると室内干しの洗濯物が落ちている…
何かがおかしい…　　　　
寝室に行ってみる
引き出しはすべてひっくり返され部屋は足のふみ場もなかった。　　やられた…空き巣だ！

ベランダからサッシの鍵部分にガムテープを貼って音がしないように割り進入した形跡。
どちらが先か覚えていないが警察と主人に連絡。チョロの姿が見えない。開け放たれた窓から逃げてしまったのか?!　少し落ち着いてきて家の中を何度も呼びながら捜す。寝室の衣装箪笥の上にチョロの姿が見えた。古い社宅で天井が低く20㌢位の隙間に。こんなときのために普段からカーテンを駆け上がり鍛えていたのか！チョロの姿を無事確認しかなり私は冷静になった。
それから警察がきてTVでみるようにいろんなところの指紋をとった。主人が帰宅し事情聴取。盗られたもののリストアップをした。ROLEXなどの時計や結婚指輪などはＮｏを控えた。ヤツラはABCマートで買ったおもちゃみたいな腕時計まで持っていった。　通帳類は無事だった。警察によるとプロの犯行で品々がもどってくる可能性はないと言われた。
最後に主人と私のそれぞれ10本の指の指紋をとった。犯人のものか調べるためらしいが、複雑な気持ちになりこれから悪いことはできない！と感じた。（する予定もなかったが…）
母からもらったブローチなど思い出深いものもあったのでしばらくは悔しい気持ちでいたが、物は買い替えることができるので今では苦い思い出＆経験。
何よりチョロが無傷で室内にいてくれて良かった。
恐怖のあまり朝までチョロは箪笥から降りてこなかった。
翌日窓ガラス修理のため私は仕事を休んだが、チョロはずっとまとわりついていた(⁠=⁠^⁠･⁠ｪ⁠･⁠^⁠=⁠)