介護をしていたソラ君が亡くなりました。
当日、私は休日出勤をしていて、
帰宅して後、ヌプルの散歩にでかけました。
で、散歩を終え、それからほどなくの臨終。
みんなが帰るのを
待っててくれたのかもしれません。

ソラは1年と4か月前に、
我が町で保護されました。
もとの飼い主さんが亡くなってより飼育放棄に遭い、
知人の納屋で眠っているところを発見されました。
いっとき愛護センターにも収容されたりと、
居所を転々としましたが、
最終的には我が家に居つきました。
うちに来てからは落ち着きを取り戻し、
当初ひどい疥癬を患っていたものも、
妻がずいぶん面倒を看たおかげで、歳の割にはキレイな毛に生え変わりました。
いや、ホントにピカピカです(笑)
23キロほどもある大型犬。
おっとりしていて、身体が大きい以外は面倒になることもなく、
歩けなくなり介護状態に入ったのも2週間程度、
立てなくなったのも3日程度、ゴハンも前日まで普通に食べてくれました。

彼はしっかり犬生を全うした感があるので、
心残りがあるとすれば、
それはもう少し若いころからトモダチになれてたらな、ってことくらい。
若い頃はやんちゃで、あちらこちらでバタバタして、きっと面倒かけて時々はイライラしながら…それでも愛くるしい子だったんでしょう。

ソラはとうとう空のかなたへ。
亡くなった飼い主さんは、ソラを相当に可愛がっていたようです。
だからきっと、また出会えて、
大きくしっぽを振って喜んでいることでしょう。
偶然の連鎖で、我々が預かったいのちは、
ちゃんとお返しできましたかね?
「最高の犬ですね」って、私はあなたに伝えたい。
そのくらいイイヤツでしたよ。
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