うららかな陽射しに恵まれた一日となりました😌
心地よく迎えられた
クロ(KURO)の命日
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彼女のためにチューリップ🌷の花を選びました。まだ蕾が固くて… もう少しお花開いてくれたら良かったのですが、ま~良しとしましょう♪︎…
毎年毎年、だんだんと春が早まってる感じです。クロとお別れしたあの頃は、まだまだ寒かったのに…
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今年はお天気にも助けられて少しばかり心が軽い。クロの分身たちとお庭を眺めて、心通わす時間となりました。
暖かいね…
ぼんやりと景色を眺めて、クロへの想いを振り返ります…
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クロの分身が身につけている赤い首輪。その首輪には私とクロとの深い絆を繋ぐ二人だけの鍵がかけられています。お別れしたのは2012年。丸11年、今年で12年目を迎えます。
随分と時間も経ったんだなぁと思います。
生きていれば13歳…
まだまだ若いね。
クロちゃん、3月には私も定年なの
これからはゆっくりおしゃべりできるよ😌
話したいこともいっぱいあるの
いっぱい聞いてよね…
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クロを迎えた頃は何の知識もなくて…
この子が病気でなかったならば、私は猫エイズや白血病ウイルス等といった感染症があることも知りませんでした。
足の麻痺が起こり保護されたクロは、ステロイド剤を飲むと症状が回復するので、初めの頃はよくお外へ出たがりました。
私は、クロを抱っこしてお庭に出て外の空気を嗅がせたものです。鼻歌なんかも歌ってあげたりして、じーっと聞いていました。
抱っこすると腕や肩に爪がくい込んで痛くて。そんなことを何気に先生に話したら、先生がクロの爪を切ってくれたことがありました。当時の私は爪を切ることの発想もなく、衝撃的で…。
猫にとっては鋭い爪は生きていく上で必要なものと思い込んでいました。だから、爪を切られ固まっているクロの姿を見た時、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
食が細くて体重が増えないクロ。まだ重篤な病気があるとは気づいていない頃で、何とか食べてもらいたいといろんなごはんを試しました。
そんな中で食べてくれたのがロイカナのセイバーエクシジェントとドライフードのササミでした。
体重が少し増えて2.4kgになったクロに“良かったねー”と褒めてあげたのを思い出します。つかの間の幸せ。嬉しかったです。
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この写真を撮った時のことも、よく覚えています。彼女が元気な姿で写っているものはこの写真を含めて3枚しかありません。
カメラ越しにクロを見て、ふと思ったんですよね。この子はこれから先いっぱい写真撮れるから、今はこれくらいでいいか…と。
そう思ったことを今でも後悔しています。
彼女はレンズを通して私をじっと見ているように感じます。
私に何か伝えたかったのかな…
皮肉にもこの写真が遺影になるなんて…
当時は十姉妹のピーコちゃん達を飼っていて、彼らも年をとっていたので、この子たちと過ごす時間を惜しむかのように写真を撮っていました。
クロにはちゃんと分かっていたのかもしれませんね。自分の寿命が長くないことを。
だから、あの時ちゃんとカメラ目線できちんとした写真を撮らせてくれたのかもしれません😌
今でもあの時ああすれば良かった、こうしてやれば良かったという思いは尽きません。もっともっと抱き締めてあげればよかったと…
彼女の痩せ細った体は今にも壊れそうで…
当時の私は怖くて抱くこともぎこちなかった…
苦しみからやっと解放されて眠るクロを、何度も頬擦りしたっけ。
でも違うんですよね。硬く冷たくなってしまったクロを見て、嫌でも遠くへ逝ってしまったことを認めざるを得なかった。
その一年後の6月に母が病に倒れ7月に亡くなりました。ぽつんと一人取り残されてしまった私。それから4ヶ月後に、コスモスとの出逢いがあります。私がちゃんと生きていけるように寂しくないようにとクロが導いてくれたと思っています。
クロとの出逢いがあったからこそ、再び猫を家族に迎える気持ちに繋がっていったと思います。
クロはずっと見守ってくれています。
決して私を一人ぼっちにはしなかったもの。
ありがとね。クロちゃん
今でも君に逢いたい気持ちはいっぱいです。
いつかまた逢える日を信じていたいです。
その日を楽しみに、私は生きて行きます😌
クロの旅立ちはちょうどお彼岸の時期。お彼岸は亡き父、母への供養の日でもあります。
あれやこれやと思い出してはしんみりと。「ありがとう」という感謝の日でもありました。
今年は少しずつですが、心なしか振り返る時間が穏やかに過ごせたように感じました☘️
今日だけはKUROとの二人だけの時間を大切に過ごしたいと思います。申し訳ありませんがコメント欄は閉じさせていただきます🙇
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