センパイは、私が以前事務所にしていた建物に出入りしていた猫のこと。
私よりも先に、その建物を占有していたため「センパイ」と名付けたのがキッカケ。
その後の彼女の去就は、書くと長文になりすぎるため割愛。そこで、私たちはある時は上司と部下、ある時はトモダチとして仲良く過ごしておりました。
そうして私がその事務所を引き払った後、センパイは、隣人Yさんのもとで、超絶甘やかされ、安穏に暮らしていました。
そんな彼女が「乳がん」と診断されたのは今年の1月。
もともと年齢不詳の高齢猫ではあり、少しづつ老いは進行していたけれど、
そこからは更に闘病という枷が加わることに。

↑元気だった頃
彼女は屋内外を自由にさせていたため、
最期は戻ってこないかも?とYさんは思っていたようですが、家で看取ることができたよう。
結果、彼女が最終的に安心できる場所は、Yさんの部屋でした。
最近はYさんと会うと、必ずセンパイの話題。
「あれは大丈夫か? これはどういうことだ?」と…
それだけ心配してるから、
あの目つきの悪いツンデレ猫も懐くワケだ(笑)
センパイは、最後にはいい飼い主に恵まれたなと、
元コウハイの私は、ほんの少しの嫉妬を込めて思うのですよ。
最近のコメント