
先住のナイルちゃんの遊び相手を探している時に出会ったね。
ホーマックのペットショップで、大きな体を丸めて眠ってたよね。
「この子だ!」
と一目惚れだったよ。

オレンジ色の長毛さん。あどけないお顔。
「抱っこしますか?」
ここで抱っこしたら、もう引き返せない・・
と思いながら、コクコク頷いていたよ。

生後4ヶ月とは思えないほど大きくて、どっしりした抱き心地だった。
「・・・ちょっと考えます。」
と言ったのは、やはり先住のナイルちゃんとの相性が気になったから。
帰ってから、定員さんに聞いた「メインクーン」について調べた。
(体重10kgを越えることもある、大型猫種)
(北アメリカ発祥でワーキングキャットだった)
(猫種的に肥大性心筋症を発症しやすい)
(遊び好きで、おおらかな子が多い。)
(猫なのに性格は犬)
1.おおらかな性格で遊び好き ◎←遊び相手に最高
2.猫なのに性格は犬 ◯←元々犬を飼いたかったという子供の頃からの願望
3.でかくなる △←通院の時に持ち上げるのが辛い。
4.ある種の病気の発症率が高い ×
その後も3回、ライア君はに会いにペットショップへ通ったよ。
ナイルちゃんを連れていってガラス越しにライアくんを見せたこともあった。
ナイルちゃんは、これといった大きな反応は見せなかったね。興味深そうには見てたけど。
定員さんに、
「(メインクーンは)人気があるから、売れちゃうかもしれませんよ。」
と言われたけど、
「もしそうなったら、ご縁がなかったんだと思います。」
希望していた男の子だし、ナイルちゃんとさほど誕生月齢も離れ過ぎていないし、性格も花丸。
でも、まだ決断できなかったのは、
「血統種ならではの病気の発症率の高さ」
悩んだね。私はどちらかというと心配性だから。
でも、
「確率的にそうそうドンピシャと当たることはないだろう...」
と自分を納得させたよ。もし、発症したら、それはそれで運命だと。

ペットショップへ連絡し購入の意思を伝え、その日の仕事帰りに内金を入れにに行った。
直ぐには連れて帰れなかったのよ、ナイルちゃんの避妊手術が迫っていたから。
2週間ほど、そのまま「ご予約済み」と書かれたケースの中で待ってもらってたね。
ライアくん用の用品を買い揃え、部屋も整備していよいよお迎えした時は、最高に嬉しいのと同時にハラハラドキドキだったよ。ナイルちゃんとの相性が1番気になっていたしね。
あれから10年、いろいろあった。
ライアくんのことで、泣いたり笑ったり。

「愛しのライアくん」
その思いは年を追うごとに深まっていくよ。
これからもよろしくね。
長生きしてね。
最後に、
好き嫌いせずにバクバク食べろ、そして肉をつけるんだ!
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