![](/img/diary_image/user_34253/detail/diary_296235_1.jpg?h=010bf04478bbd06e90ff59329f5e108f)
我が家にはその昔、キムン(↑こいつ)という名の黒猫がいた。
彼は自分を「黒豹の子ども」と言い張り、
私もいつしか大きく成長することを夢見ていたが、
結局その夢が叶うことはなかった。
現在、我が家にはカンナという黒い猫族がいる。
実に、キムン以来初めて受け入れた黒いヤツである。
彼女も大きく成長はしない。
![](/img/diary_image/user_34253/detail/diary_296235_2.jpg?h=010bf04478bbd06e90ff59329f5e108f)
どうやら「手乗りパンサー」という黒豹の仲間だと、
彼女は語る。図鑑にも載ってないほどレアらしく、
名前の通り「小柄で猫と間違えられがち」な品種とのこと。
![](/img/diary_image/user_34253/detail/diary_296235_3.jpg?h=010bf04478bbd06e90ff59329f5e108f)
彼女の主張は、いったん認めることとしよう。
私はもちろん、こういう話は大好物だ。
ネッシーやUFOがいたほうが、世の中はだんぜん面白いから。
にしても、
こうした黒いヤツは、人懐っこい子が多いなと思う。
カンナも、初対面の妻についてきて、
そのまま我が家に居座った。
![](/img/diary_image/user_34253/detail/diary_296235_4.jpg?h=010bf04478bbd06e90ff59329f5e108f)
左右の目の大きさの違いは、
かつての「がんも」君を想起させるから、
私としては少し不安になる要素。
けれども、心配したって仕様がない。
![](/img/diary_image/user_34253/detail/diary_296235_5.jpg?h=010bf04478bbd06e90ff59329f5e108f)
毎晩、一緒の布団で寝てくれるから、
近頃は夢で、君の姿も確認できてる。
たいていは、何かから逃げてる私を導いて、
その先の未来へ案内してくれてるんだ。
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