自己防衛本能が働いてますw

2024年1月30日(火) 2024-01-30T21:08:24+09:00 242 / 0

こんばんわ。
今日は晴れのち雨予報の福井県でした。

昨日と今日は２連休。
家にいるより、仕事してた方が気が紛れるので期待してましたが、今回は仕事入りませんでした(笑)

くーちゃんの火葬の日、ほんとは仕事になりそうだったんですよ。
またレジパートさんが休んだらしくて。
朝の７時過ぎに店長からLINEが入りました。
９時から入れませんかって。
悩んだんですが、予約は12時。
出れても11時までの２時間ほど。

でも仕事出ちゃうと、くーちゃんと過ごせる最後の時間が無くなってしまう。
そもそも、仕事出来る心情じゃない。
レジしながら急に泣き出すかもしれんし。
そう思って、『猫が亡くなって火葬の予約が入ってるので…』とごめんなさいしました。
店長は快く了承してくれて。

翌日仕事に行った時、店長が
「昨日は無事見送れましたか？」
って。
はい…と答えたら「良かったです☺️」と。
その後少し話して。
休み前から嫌な予感(誰かが休んで私が出勤の)しかしてなかったです😅とお互いに。
火葬の予約電話する時も、もの凄く悩んで、ほんとはレジパートさんが入ってる時間のあとにしようかなと思ったんだけど、多分それで仕事出てたとしても、精神状態的に仕事にならんかったと思うので…
って話したら、店長、
「朝のLINEで教えてくれて良かったです。あとで知った方が僕も辛いから」
って。

あぁ、この店長は、『ペット』の死の哀しみも、軽く見ずに受け入れてくれるんだ。
そう感じて、バイト先に決めた場所が、この店で、この店長がいる時で良かったなって思いました。

さて、タイトル。
くーちゃんの体が無くなってから、自分の中で、『くーちゃんの死が無かった事』になってるような感覚が増してます。
心が真っ二つって書いたじゃないですか。
その、くーちゃんの死を信じられない気持ちが進化？してると言えばいいのかな。

今、自分の中には３つの自分がいます。
悲しくて苦しくて、何も手につかない自分
くーちゃんの死を信じてない自分
そして
この日記を書いてる、案外冷静に、自分を分析してる自分。
その３つの自分が、融合したりまた３つに別れたり。
多分、自己防衛本能なんですよね。
哀しみを切り離すっていう。

家族がいる以上、泣いてばかりもいられないから。
家族の前では平静を装わないといけない。
ご飯や洗濯といった家事もしなくちゃだし、猫達のトイレ掃除もある。
何も手につかない…って何もしなかったら、家庭が崩壊してしまう。
くーちゃんが戻ってくる家を無くしちゃダメなんで。

火葬したあとの方が、くーちゃんが死んじゃった事を信じられなくなってます。
体が目の前にある時は、嫌でも現実を突きつけられてるようなものですもんね。
呼んでも揺すっても起きなくて、触る度に、時間が経つ程に、硬く冷たくなっていく体と毛。
毛も生気を失ってくんですよ。
あの柔らかでスベスベな、フワフワな毛が、硬くパサパサになってく。
爪も…半透明に見えるのは生きてるからなんだって、初めて知りました。
不透明に白くなってましたよ…

一昨日、ティティがテーブルの上で、お座りして私を見てたから、何か欲しいのかなって思って。
戸棚にちゅーるがあったかも？と探したら、ちゅーるが１袋ありました。
私からあげるのは久しぶりかも…ってちゅーるを食べさせてたら、よもぎとちゃぷが出てきて。
いつもなら、くーちゃんがムリムリッと割り込んできて、俺の俺のって食べ出しちゃうから、みんな食べれなくなっちゃうんだよな～って。

そんな くーちゃんも、ちょび太が食べてる時は、すぐ後ろでちょこんと座って順番待ち。

ちゅーるを探した時に、戸棚の中にヒモのおもちゃがあって。
ヒモ系のおもちゃは、出しっぱなしにしておくとトゥトゥや たまちゃんがヒモを噛み千切って食べちゃうから片しておくんですが、このおもちゃで亡くなる２日前くらいに遊んだんだよな…って。

ソファの背もたれの上にお座りしてた くーちゃんに、おもちゃを見せたらパァアッと瞳孔が開いて、振ってみせると上手に爪に引っ掻けて口元に持ってくんです。
匂いを嗅いで噛んで、私がクイッと引っ張ると爪を外して返してくれる。
そしてまた、キラキラクリクリのお目目で私を見つめて、振ってもらうのを待つんです。

昨日の夕方レタスを千切ってたんです。
たまちゃんやネロちゃんもレタス好きだけど、くーちゃんも大好きで。
パウチを開けた時は足元で座って待ってる子なのに、レタスの時は立ち上がってね。
流しの引き出しの部分に左手をかけて体を支えて、右手を伸ばしてチョイチョイって。
手を伸ばすとちょうど届くんですよね～
だから手を伸ばして、ちょうだいってアピールするんです。

何でこないの？
何でいないんだ？
くーちゃん、どこ隠れてんだろって目で探しちゃう自分。

くーちゃん死んじゃったんだって、哀しんで寂しがってる自分がだんだん小さくなってきてるから、涙は出なくなりました。
泣くという事が、哀しむという事が、くーちゃんの死を受け入れるようで、心が拒否してるのかも知れません。
それでも時折、もうくーちゃんには会えないんだって実感する時があって、ぎゅうっと心臓が。
常に胸の辺りは重苦しさを感じてるんですけどね…

猫は猫の形の穴を空けてくっていいますよね。
猫によって空けられた穴は、猫でしか埋められないとも。

でも、その穴を埋められるのって、猫だったらどの子でもいい訳じゃなくて。
いなくなった子の生まれ変わりでしか、埋められないんじゃないかって。
奇跡が起きて、生まれ変わった『あの子』に出会えたら。
空いた穴にその子がはまるんだろうなって。
でも最初は、ピッタリとはまるには穴の方が大きくて。
その子が成長していくのと同時に、穴にピッタリになっていくんだろうなって。

ただ、生まれ変わった子に会える奇跡が起きるのは、確率が低いから、他の子だった時は、空いた穴の隣に、又は両横にその子達の居場所が出来て、空いてる穴を埋められない代わりに、せばめてくれるのかなぁって考えたり。


親を亡くした時も、叔父叔母が逝ってしまった時も、とても悲しく辛く、心がズン…と重たくて苦しかったですが、自分より年上の彼等が自分より先に逝くことは、自分の身にイレギュラーが起こらなければ必然の事。
そう心の奥底で納得していたからなのか、それとも、彼等にとっては自分が育てられる側だったからなのかは分かりませんが、受け入れるのも早かったように思います。

猫族は…
人間よりはるかに寿命が短い。
だから自分が見送る立場なのは、こちらも必然ではあるのですが。
何と言うのか…
子供が親より先に逝ってしまう事が何より辛いって聞きますが、そんな感じがしてます。

くーちゃんの炬燵布団へのマーキングから守る為の、炬燵にかけてた敷きパッド。
新しいのに交換したあと、洗うか捨てるか悩んで、決められないまま置いてあるんですが、どちらも出来なくなりました。

洗い替えとして洗濯後置いておくか、それとも捨てて、今後はカバーの上にペットシーツもかけておくか、どうしようかな～って考えていて。
防水加工してあるマルチカバーも以前買ったんですけど、それだと垂れて炬燵敷きに染み込むなぁって思って、ソファに使用するかって思ってたんですよね。

もうそういう事も、考えなくていいんだ…

くーちゃんがいなくなっちゃったら、そんなマーキングの跡すら愛しくて、捨てられない。洗って形跡を消しちゃう事も出来ない。

私はどうにも、思い出のある『物』に固執する所があるのかも知れませんね…
目に見える形ある物が一番、体の失くなった相手を感じれるからかも知れません。

あの日以来、仕事行く前に皆を確認。
帰宅後も必ず皆を確認。
休みで家にいる時も、台所で過ごす事が多い私は、合間合間に皆を確認。
確認する事がルーティンになったのですけど、それが逆に くーちゃんがいない事を実感させてしまって…

自分が１人じゃないっていうのは、色んな意味でしんどいですね…



また暫く忙しくなりそうです。
仕事はそんな事も無いんだけども。

ちゃんと構ってあげれば良かった…なんて後悔を、もうしたくないので、皆を順番に気が済むまで構ってると、あっという間に時間が経ちますね。
その間にも娘のご飯とかありますしね。

転職かWワークも考えなきゃな感じになってきましたし。

明日は仕事で。
朝早いので、今日はもう寝ます…
それでは…また。