先日も、北海道からはるばる駆け付けてくれた友人の後輩と二人で震災ゴミを運んでくれた
この人達は、東日本や様々なところでボランティアをしているらしい
と、2月6日の朝、友人からLINEが
「昨夜猫が来たんだけど… フードある? 来てくれない?」
速攻、ごはん、トイレ一式、ケージ、洗濯ネット等を持って向かった
すると、可愛い三毛猫がコタツでおっさん二人とまったり過ごしている…
![](/img/diary_image/user_199953/detail/diary_297700_2.jpg?h=2b16f99a46bef37cd32f523565e1580c)
想像してた状況との違いに戸惑いつつも、トイレの用意をしながら、先ずはチュールを近づける
食べた!
この食べ方は飼い猫だなと思いながら、次はスープ多めのパウチ、これも食べた
その後、自分からトイレに入った
あーこの子確実飼い猫だわ
![](/img/diary_image/user_199953/detail/diary_297700_3.jpg?h=2b16f99a46bef37cd32f523565e1580c)
それにしても、このおっさんズ
「ソーセージやったけど食べないからどうしようかと思った
でも、名前は付けた
ふくちゃん
福〇福〇(実名)さんと話してた時、ふらっと家に入ってきたから」
とのたまう…
おいおい…
まあ、追い出さずにいてくれたので良しとしよう
じゃあ、この後どうするか?
まずは飼い主探そう!という事で話はまとまる
こんなに人馴れしているから、よっぽど可愛がられてるに違いない
心配して探しているに違いない
友人は近所の人達で組んでいるグループLINEを使う
私は別の友人経由でママ友LINE、そして近所の炊き出し場所で写真を見せて聞きまくる
けれど、どういう訳か、全く情報がない
この辺で三毛猫は意外と少ないから見たら記憶に残るはずなのに…
どういうこと? 不安がよぎる…
その日は一旦解散
友人は一度金沢に帰った
友人の後輩が友人宅でふくちゃんと居残り
私は家に帰った
ふくちゃんは気になるが、うちにも2匹の猫達が待っている
夜遅くに金沢に戻った友人から電話があった
奇跡が起きた!
〇〇(後輩)から電話あった
ふくちゃんの飼い主来た!
ひめちゃんって名前だって
元の飼い主さんは輪島のおばあちゃんで、帰省していた娘さんとともに被災した
家が倒壊し、おばあちゃんは亡くなった
娘さんとひめちゃんは奇跡的に助けられた
そして、娘さんがこちらに連れてきていたが、ちょっとした隙に外に出てしまったらしい…
娘さんは「母の形見です」
と、ひめちゃんをキャリーに入れて愛おしいそうに抱えて帰っていったそうだ
繋がって、つながってついに本人の元に情報が届いた
おばあちゃんの思いが届けさせたのかもしれない
気にかけてくれた人達に感謝!
おばあちゃんのご冥福を祈る…
そしてふくちゃん、もといひめちゃんの幸福を祈りたい
最近のコメント