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見た目がワイルドな猫さんでした。
我が家の目と鼻の先にある、義両親の家で三毛猫を飼っており2年前に14歳で虹の橋を渡りました。
この先代猫の名前は、みーさん。
私が、嫁に来る前から飼われていました。
子猫の時にもらわれてきたそうです。
義両親はじめ一緒に住む家族や旦那、よく出入りする息子には近づいてきて撫でさせてくれる猫さんでしたが、最後まで私には近づくことなく慣れることもありませんでした(^^;)警戒心強く甘えるって感じの猫ではないと聞いていたので、まぁ猫ってこんなもんかと気にしていませんでした。飼い主のじいじや旦那でさえ猫パンチくらっているようです。
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晩年の写真だから少し瘦せてるね
息子が生まれる前からいたみーさん、小さいうちはしっぽをつかんだり容赦なかったので、すぐに逃げてしまっていたそうですが、息子の成長とともにみーさんも息子と一緒に過ごす時間が増えていきました。
宿題をする息子のそばについていてくれたこともありました。
息子のことは子供ってわかっていたんでしょうね、攻撃的なことをすることはなかったです。
むしろお母さん的存在でした。
2年前の夏、なんかみーさんの調子が悪いといって通院していた矢先、突然亡くなってしまいました。
私が仕事から帰ってくると、車の音を聞いて玄関の外まで小学生だった息子が出てきて、みーさんが亡くなったことを話し、しくしく泣いていました。言葉になりませんでした。
みーさんは、義両親の裏庭の柿の木の下深くに埋めてあげて、家族で小さなお葬式をしました。
みーさんが虹の橋を渡ってからというもの、息子は毎日みーさんのお話をします。
1年経っても2年経っても・・・。
時々猫カフェに一緒に行ったりしてました。
今年、一人息子が中学生になったので、猫を迎え入れようということになりました。
息子が「猫を飼うなら三毛猫がいい」と案の定いうので、三毛猫を探していました。
そんな矢先、今回おうちの子になったミミさんの募集がかかっていたのでした。
三毛猫は比較的すぐに応募者がいらっしゃるので、この子もすぐ決まるのだろうな・・・と思って気に留めていましたが、なかなか応募がかからなかったので、我が家が名乗りを上げたところ、トントンとお話が決まっていきました。保護先で仲良しだった人なつっこいトラ猫も一緒に(^^)
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ミミさん
一緒に生活して1か月、まだまだ懐いているとは言えないですが、息子だけに嫌々時々抱っこさせてくれます(笑)
三毛猫の性格あるあるなのかな?
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少し不思議な話。
この画像。
我が家の玄関に飾っている絵です。
みーさんが虹の橋を渡る何か月か前、私は1枚絵の絵を購入しました。
たまたま入ったデパートで、竹久夢二さんの版画の販売会をやっており、1枚の版画をとても気に入り価格もそんなに高価ではなかったので購入しました。
柿色の背景に、柿の木にいる猫の黒猫の版画。
黒猫だけど、猫のシルエットともとらえることができます。
ピンとした耳と長いしっぽとイエローアイ。
私はみーさんじゃないかな?って思ってます(^^)
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