幸せでしたか?
8年前、ある日いきなり現れたから
成(なり)と名付けた愛しい命。

入ってきた窓のところに
最後の最後までいましたね。
突然やって来て、
試しに窓を開けたら普通に入って普通に寛いで
家に入れるからには、
先ずは病院でしょ!
と、連れて行ったところ、
歯ぐきが真っ赤だから、
いつか抜歯しないとだよと言われ、
抜歯したら、野良では生きていけないよ。
と言われたから、そのまま家族にした成。

未去勢の大人猫で、
なにをどう頑張ってもマーキングが治らず、
腐った家になったけど、結果、
綺麗にリフォーム出来たから、
成のおかげでもあったのかな。。
ちょっと痩せたよね?
と、病院に行ったときにはもう、
肝臓も腎臓も数値が悪過ぎて…
でも、
体重をキープ出来てて偉いよ!頑張ってる!!
と言われてたけど、
先週あたりから、じわじわ体重が減り…
それでも最後までお外に行き、
お外のニャンズにお別れもして、
最後にまた、入ってきた窓から入れてもらい
そして旅立ったんだよね。
2ヶ月近くもの通院、治療
よく頑張りました。
8年前に我が家に来た時には既に大人猫で、
年齢不詳で、若くはないかも?と、
言われていた成だから、
おじさんだったかも知れないし、
おじいちゃんだったかも知れない。
だけど最期まで、精一杯生きて頑張りました。
何度何匹見送っても悲しい気持ちはいっぱいで
変わることはないけれど、
私の家族として、
入ってきた家の中で見送れたことは
よかったと思っています。
まだ、置いていった身体をお空に返したり
娘夫婦と一緒に土に還したり、
悲しい現実は続きますが、
楽しかった幸せな時間を胸に、
前を向いて進みます。
きっと今頃は、楽になった身体で
先にいった皆んなと幸せでいると思って
成の冥福を祈ります。

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