「毛玉を出し終わったら、吐かなくなりだろう」
とのほほんとしていると、今度は消化物のみ吐くようになった。
毎夜、大量に!
行きつけの病院で診てもらうと、
①血液検査 OK
②レントゲン、エコー検査 OK
③バリウム検査 胃が動いてないよ、バリウムは流れたけど‥ 幽門近くの十二指腸が腫れてるね。毛玉かも‥
腸を動かす薬を処方して貰う。
帰宅後、毛玉だらけのバリウムウンPを出して、一件落着‥とならなかった。

3日ぐらいはよく食べ、吐かずにご機嫌さんだった。薬が無くなってから、また少し吐く様子が見られたので、追加で薬を処方して貰う。
2日後、殆ど食べずに蹲るようになった。折しも日曜日、行きつけはお休みである。
「明日になれば診てもらえるからな~」
しかし、嫌〜な予感がして大慌てで直ぐに診てくれる病院を探す。見つかったがなにせ遠いので、高速を使ってなんとかギリギリ診療時間に診てもらった。
行きつけの病院のデータを見せて今までの経過を説明する。
再度、血液検査、レントゲン、エコーと検査をするも、
前回と結果は同じ。
「十二指腸の腫れてる部分にまだ毛玉がある可能性が高いですね。」
「内視鏡で毛玉?を取り出してみましょう。」
「内視鏡で無理そうなら開腹します。」
というわけで即入院。内視鏡では取れなくて、結局開腹手術となった。
さて、開けてビックリ玉手箱で、なんと十二指腸にでっかい穴があった。数日前までバリウムが流れて異常がなかったのに、ここ1〜3日で開いたらしい。
腫瘍を疑って生検検査にもだしてくれた。
結果は、腫瘍ではないとのこと。
好酸球なんとかという長い名前の病気でもなかった。
では、原因は?
「分かりません」
とのことだ。
手術後、行きつけの病院に行って事の顛末を話すと
「毛玉かな~」
「ライアくんが体調を崩すの、いつも毛玉が関係してるものね。」
「以前の腸重積にしろ、猫ではあんまりない症状だよね」
「でも、病院(救急)へ行ってくれて良かった!」
とライアくんを撫でながら笑顔で術後の食欲不振の相談にのって下さった。
現在術後18日、抜糸も終わり強制給仕なしでもご飯を食べるようになってきた。
毎日ブラッシングし、毎日ラキサトーンを飲ませている。
今回の件で減った体重400グラムを取り戻そうね、ライアくん。

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