「あっ、え~と、○○○さん(ウチの苗字)、ですよね~?」
はい、そうです…。
「ああ、よかった~、あのね、ちょうど用事でそっちのほうに行くんですよ、それでね…。」
誰か判らへんけど、なんかすごく親しげに話す。
出入りの業者さん?家族の誰かの知り合い?しばらく会ってない知り合いか親戚の誰か…?
頭の中いろんな人が(サニブラウンぐらいの速さで)浮かぶ。そしたら…。
「古着とか、お家の不要な物をね…。」…!! またこれか。
何にもありません、と言って速攻切りました。
昨日から腹立つ話ばっかりしてるので、今度はちょっと笑える話を。
少し前のことですが、銀行に行った時のこと。
隣の窓口に、だいぶご高齢の男性客がいて、受け付けは、まだ新人さんのような若い女性でした。
「キャッシュカードはお持ちですか?」
「はい、これ…。」とハンコを出して渡す男性。
「あの、ご印鑑ではなくて、キャッシュカードのほうです。」
「…あぁ?」耳も遠いらしい。
「カードです、カード。」と、少し大きな声で、ジェスチャーで両手で小さく四角を作る女性。
「え?あ、カード…。」と財布からカードを出して渡す男性。
「あの、キャッシュカードです、キャッシュカード。」
「カードやろ?」
「あの、これじゃなくて…。」女性の声が、少しずつ大きくなっている。
「カードやろ?」
「これはスーパーのポイントカードです。」
「え?カードやろ?」…全然わかってない男性。
何がおかしいって、ふたりの会話が静かな銀行に響き渡ってること。他の行員さんが知らん顔してること。
絶対みんな「面白いし、もうちょっと聞いててやろ…。」とか思ってるやろ。
私も用は済んだし、横で笑うわけにもいかないので、そそくさと銀行を出ましたが…。
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「七七保、笑ろたらあかんぞ~。あっはっは~。」
「ハチお兄ちゃんこそ~。きゃはははは~。」
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