この子ほど…

2024年8月8日(木) 230 / 4

いとおしい存在を私は知らない。

こんばんわ～
今日も晴れの福井県！
折角の旦那２勤週の休み…遠慮なく電気を使える日なのに、何故兄貴がいるのだw
最悪。何もできーん。

昨日は変な時間に寝おちてしまい、目が覚めたのは夜中１時前。
２勤の旦那の帰宅に合わせ、ご飯を作って。
娘も出てきて旦那と一緒に夜食タイム。
私はまだ眠くて体が動かない(笑)

皆が食べ終わった頃、だいぶ遅くなってしまったにゃーこのお散歩へ。
さすがに夜中は涼しく(といっても26度はある)にゃーこも歩く気満々で、公園向こうまでうろうろ。
今日は職質されませんでした(笑)

散歩の途中で、にゃーこの甘えん坊タイムが炸裂し、ナデナデを要求され…
撫でると頭をグイグイと手に押し付けてくるまでになっているにゃーこ。
控えめながら喉を鳴らしているのも聞こえます。

昼間の暑さと、歳のせいもあるのか、以前程うろつく体力が無くなっているみたいで。
撫でても撫でても、まだ撫でろというし、歩けば足元にすりつく為に、小走りで追いかけてくる。

人様の家の前の道で、いつまでもイチャコラしてるのもなぁと、帰宅を促しますが、帰るのは嫌なようで途中でお座りして停止してしまう。
仕方なく道を戻り、にゃーこの所まで迎えに行くとやっと動く。
そんな事を数度繰り返し、やっとこ家の近くまで来たのですが…

またお座りして、呼んでもジッと私を見つめるにゃーこ。
近くまで行くと、たくさんお喋りしながら足にすりつき、撫でるとクルクルクル…と喉を鳴らし、潤んだ瞳で私を見上げて「にゃあ」と鳴く。
あまりにも可愛いくて、「歩くの疲れたなら抱っこしようか？」と声をかけながら、脇の下に手を入れ上半身を持ち上げたんですが、何となく抵抗のような力の入りを感じ、そのままフリーズしてしまう私。

甘え方が子供達と同じようになってきてるので、私も思わず子供達への対応と同じ感じでしてしまった(笑)

かがんだ状態でにゃーこの上半身を持ち上げてるので、にゃーこが頭を上に向けると、私の唇がにゃーこのおでこに触れる。
少しこちらに顔を向けたにゃーこ。
そのまま抱きしめたくなったけど、にゃーこは右手で私の頬に猫パンチ(笑)

ごめんごめん💦
とソッとおろしましたが、警戒心MAX。
にゃーこの猫パンチ、今までとは全く違う、ソフトタッチな猫パンチでした。

その後にゃーこは私から距離を取り、道沿いの会社の駐車場でコテンと横になってしまい、テコでも動かない様子。
謝っても尻尾をピターンピターンと地面に打ち付け、帰宅拒否。
ただ私も、そのままお付き合いする訳にも行かずで。
お母さん帰るよ
と言おうが
家帰ってウマウマ食べよ？
と言おうが、動く気配の無い彼女に、帰るからね～と私は先に家へ。

こうなった時は、私が１度家まで帰り、少しおいて迎えに行かないと、帰らないので…
帰宅した私は、玄関でにゃーこの好きなウエットを皿によそい、それをチャリのカゴに取り敢えず置き、にゃーこを迎えに。

我が家からだと角を曲がった場所になるので、角の所から顔を出し、にゃーこを呼ぶと、既に体を起こしていたにゃーこが、泣いているようにも聞こえる鳴き声を発しながら、小走りで私の元へ。
なんで置いていくの！
と、
寂しかったよ！
とでも言っているかのような鳴き声に、胸がキュウッとなってしまい。

まだ警戒心は取れておらず、距離は取られたままですが、何とか家まで帰ってくれて。
それでも家の前の道路の向かい側で座って、こちらには来てくれなかったので、ウエットのお皿を持って道に出ると、寄って来てくれたので食べさせて。

甘えん坊モードは終了してるので、この〆のウエットのあとは、暫く帰ってこない彼女を残し、家入るね～と声だけかけて、私は家の中へ。

にゃーこの事が、ほんとにほんとに可愛いくて、いとおしくて。
ブラッシングや撫でられる事が、気持ちいいと大好きになった彼女が、今まで以上に大切で大事な存在で。
触れなくても大事な存在であった事に変わりは無いですが、ボディタッチの出来るスキンシップがあると、やはりよりいとおしく思います。

今週末からの予報が、また36度超えで出てる中、あの子は耐えられるんだろうかと、かなり心配になってます。
もうこの暑さも、今後来る寒い冬も、耐える必要が無いように家の中に入れたい。
けれど、自分以外の猫を受け入れない彼女を、自由に生きてきた彼女を、家に入れる事は正しい事なのか？

家に入れたい私の気持ちには、最終的に彼女が、私の知らない所で生を終えて欲しくないという思いもあります。
それは私のエゴだと思ってもいます。
でもこれだけ長い付き合いをしてきて、最後くらい私の手の中にいてくれてもいいじゃんとも思います(苦笑)。

痩せてしまったその体に、強めにブラッシングするとよろけるその足に、どうしても老いを感じて、辛くなります。

彼女の姿をハッキリと、初めて認識してからもうやがて17年ですよ。
さすがに彼女との別れが、頭をよぎるような年数です。
暑さで落ちているとはいえ、まだ食欲はある。
涼しさを感じる時間には、散歩に行く元気もある。
おトイレのあと、トイレハイでダッシュして、木に登っちゃうテンションにもなれる。

まだ大丈夫、まだ数年は一緒にいられる。
そう思いはするけれど、歩く彼女の後ろ姿を見ながら切なくなります。
こうして日記に書き、文字にすると泣けてしまうほどに、彼女を失なう日がくる事が怖いです。

自分が自分の体の中で育て、お腹を痛めて産んだ実の娘よりも、いとおしい。
ある方の言葉を借りるならば、彼女は私の『最愛』なんでしょう。

今現在、『死』を前にした状態ではない。
至って元気な彼女を思いながら、こんな事を考えてしまうのは、きっと、いずれ来るその日に備えてるのかも知れません。
でも多分、そんな日がきたら、私は壊れてしまいそう…

何だろうね、彼女は。
魔性のおんにゃ(笑)

私がそんな、まだ来ない未来に怖がってるなんて、知ったこっちゃない！な彼女は、今はケージの外で伸びて寝てますw

さて。
先の事を考えて悲しんでても仕方ないので、買い物行ってきますかね。
にゃーこも撫でくり回してきましょうか！
それではまた👋

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