理由は「不妊手術目的で捕獲して連れて行った先の病院で生まれたから」です。(飛び込みではなく、保護猫に理解のある病院にきちんと予約して連れていきました。)
もちにゃんず(子猫)的にはまさに間一髪ですね。
そのまま親子ごと屋内保護できたらよかったのですが、少々理由があって、もちにゃんずは生後6週間ほどは我が家の納屋で過ごしてもらいました。
理由としては2つあって、
•母猫が猫嫌いで自分の子ども以外の猫と仲良くできないので、地域猫として我が家でめんどうをみることに決めていたため、1〜2ヶ月でも屋内で保護してしまうと、母猫のテリトリーが失われてしまい、生きていけなくなる可能性があったため
•目も開かない子猫をわざわざ母猫から引き離して、素人が保護して育てるのはリスクが高すぎたため(哺乳•保温が24時間必要な子猫を仕事をしながらめんどうを見るのはムリな上に、子猫が育たないリスクが高い)
ということです。
そのため、納屋に母猫と子猫用の寝床を用意して、父(人間)がせっせとご飯やお水を届けるという生活が始まりました。
ノラの子猫の生存率は高くないため、皆育つのか不安だったのですが、みごと全員が1ヶ月を超えてくれたため、そこからNPO団体にも相談しつつ、こちらでもおうち探しを始めた次第です。
元々は相談しているNPO団体が主催する1年で最大の譲渡会(11/24)でお家を探す予定で、それに合わせて検査なども終わらせられるようなタイミングで子猫達を屋内保護しました。
あまり大きくなると里親さんを探すのが難しくなる一方、あまり早く母猫から離すと社会化がうまくいかず、それに起因する問題行動を起こすなど飼いにくい子になってしまう可能性があったので、家族で相談して、メリットを保ちつつ、デメリットを可能な限り抑えられると思われるタイミングで保護しました。
それが先月下旬のことです。
母猫は今も敷地内にいて、掃除などで窓やドアを開けていると、子猫の声や匂いがするのか、近くまで来て、中を覗き込んでいたりもします。
姉猫達も一緒に来るので、この家族はとても仲良しだったんだなとちょっと胸が痛くなります。
……が、子猫の幸せのため、心を鬼にして、母猫と姉猫には子猫に会わせることなく、都度お帰りいただいています。
この子達も、父以外にはまだ距離があるにも関わらず、子猫のために怖いのを押し殺して様子を見に来ているとても愛情深い優しい子たちです。
子猫が無事に巣立ったら、次はこの姉妹猫のお家を探せたらと思っています。
※母猫は、産後2ヶ月後以降でないと手術ができないと言われているため、今月中にサクラ耳にする予定です。
姉猫1の「みたらし」↓
(見えにくいですがサクラ耳です)

姉猫2の「ぼたん」↓
(この子もサクラ耳です)

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