のあねこばなし＜３＞

2006年4月20日(木) 2006-04-20T15:56:28+09:00 360 / 3

皆様、のあのへったくっそな文章を読んでいただき、尚且つコメントまでくだすって、いつもいつもありがとうございます！！
学校のパソからしかこれないので、返事レスを書こうと思っても遅くなってしまうことをご了承ください…


さてさて。今日はお天気があまりよろしくありませんね…のあとしては特にバイトとか出かける予定もないからいいんですが。



命あるものも、いつかはなくなる。



今こうやってパソコンに向かって文字を打っているのあも、近くでおしゃべりしている女子大生たちも、よくわからん、あやしーサイトを覗いている男子学生も。
近くのカフェでお茶をしている先生や、近所のみなさん、学校帰りの小中学生も。

そしてもちろん、人間だけではありません。
犬、猫、鳥、魚、虫・・・みーんないつかはいなくなる。




いきなり哲学的なのあです（これが専門分野・笑）。
何故こんなことを言い出したかというと、今日はお別れの日のお話しをするためです。


あのおてんばのチョビ。


今日はクラブもないし家に帰ったらチョビと遊ぶぞ～！
うきうき気分の帰り道。道端にあった猫じゃらしの草を、ランドセルにっぱいいれて、足早に帰った幼いのあ。

「ただいまぁ」と元気にドアを開ける。

おかえり～と出迎えてくれたのはマミーのみ。

「あれ？チョビは？？」



「…チョビねぇ、今日飼い主さん所に連れてっちゃったの」




　　　　　　　　　　　　ぇえ～！！！！！？？？？？



びっくりもあったけど、そのことを聞いた瞬間、涙がぽろぽろ…止まらない。

だって、朝学校に行くときには何も言わなかったじゃん！！
せっかくチョビのためにこんなに猫じゃらし持ってきたのに！！
なんで？？どうして？？


今日がお別れの日になるなんて思ってもみなかったよ。動物嫌いが治ったとはいえ、まだチョビを触るのにはびくびくしてたし、もっとチョビと遊びたかったのに…それなのに。
チョビにお別れも言えず、しかものあにはだまって渡しちゃうなんて。


悲しんでいたのあですが、いま大人になってから思うとこれで良かったんだと思います。だって、あの日の朝に「今日飼い主さんに返しに行くの」なんて言われてたら、駄々こねて、大泣きして、わがまま言って困らせてしまっていたと思うし、またチョビに情が深く移ってしまって、さらに別れづらくなっていたでしょうから。


「死んじゃったわけじゃないんだから、いつかまた会えるよ」
と、目に涙を浮かべながらなぐさめてくれるマミー。
死んでしまったらもう一生会えないのは分かってる。

だけどね、マミー。

死んでしまったら悲しいけれど、まだ諦めがつくんだよ。
生きているのに遠いところにもらわれてっちゃって、元からうちで飼われる猫でなかったにしても、なかなか会うことなんて出来ないでしょう？？ましてやチョビはまだ小さいから、のあのことなんか忘れちゃうよ。
それがすごく悲しいんだよ。

この時、童謡「さっちゃん」にとても共感しました。
今でもさっちゃんがね…と歌うと涙が出てきます。
マミーも目がうるっとなります。
涙もろいのはマミーに似たのかなぁ…